(バフージ:作画引用元 原泰久先生 作 キングダム第747話)
ヤバい。
今週のキングダム熱すぎる。
面白過ぎる。
いきなり語彙力足りんです。
そして、摩論。
このブログでは君の裏切りを予想していたが、そうでは無かった。
本当にゴメン。
本気で謝罪します。
すいっまッせんでしたぁーーーーーー!!
で、見所はそこだけじゃないですよね。
オギコが桓騎の思いを紡ぐ者として、登場した瞬間、もう桓騎ファンとしては、覚悟を決めざるを得なくて、もうマジで今から泣きそうだよ。
泣きそうと言えば、黒桜さんのにじみ出る悔し涙に、摩論に託された役割への涙もそうだし…、
もうなんか、こっちの精神が既にガタガタ来まくりでございます。
そして…、
それにしても、バフージが強えええええ!!
初参戦で何なのコイツ!?
いくら何でも優秀過ぎだろ!?
戦闘実力とセリフで同時に、桓騎軍の心を折ってくるわ、しかも、李牧に変わって桓騎に対して、直接、啖呵切ってくるとかさ?
これ、もうぶっちゃけ、コチョウさんなんかよりも遥かに格上の武将じゃないか??
ではでは今週もキングダム本編を振り返っていきたいと思います。
キングダムネタバレーオギコと摩論
李牧への援軍。
上和龍さんの軍が登場です。
そこに並走していくのが虎白公の軍です。
李牧と桓騎の戦場位置が特定されて、馬脚を速める援軍。
上和龍『秦の悪鬼桓騎よ、よく足搔いたがそろそろ幕だ。』
バナージが来なくても、武将の数でも優位に勝る趙軍が、急速に李牧の窮地に結集していきます。
しかし、まぁ…、相も変わらず趙軍は、こんな幼稚園サッカーみたいなマネばかりしているワケですから…、
今後、桓騎が敵の結集を一手に引き受けてくれたおかげで、蒙恬軍も飛信隊も、どーにか逃げやすくなったという展開に繋がっていくのでしょう。
しつこいぐらい何度も書きますが、李牧が居ないと分かった戦場で、サッサと桓騎軍本隊に結集しなかった、李信と蒙恬が宜安戦の最大戦犯なワケです。
なので、今後、彼らが生き延びるくらいは、当然の義務として果たしてもらわなければ困ります。
2人とも、生きて秦に帰ったら…、
王賁あたりに、『で?何故、お前たちは、その戦況で李牧討ちを優先しなかったのだ?』と、マジレス喰らって欲しいくらいだよ。
あー、話が逸れた。
援軍接近の気配を地響きと共に感じ取る、桓騎軍の皆さん。
最早、焦りの様子も明確になってきています。
『まずい、まずいぞ!!』
李牧の身体まで、あと一歩、あと一枚というほどに、肉薄しているのですが…、それでも雁門兵の死闘に阻まれ、討つには至りません。
リン玉さんもフテイに足止めを喰らっています。
李牧個人も、ようやく自力で剣を振るうまで回復を遂げました。が、再度、桓騎が側近と共に突撃を仕掛けます。
趙兵『桓騎がまた来たぞ!止めろーーー!!』
その一方、別の戦地では摩論が奮戦する姿が描かれます。
どうやら、桓騎軍本隊と合流に向かう途中で、別の李牧軍との交戦に入った模様です。
最初から、桓騎軍本隊と違う場所に配置されていた彼らは、引くにしても、援軍に行くにしても、実に中途半端な位置にいたことが分かります。
摩論兵A『摩論さんどうしますか!?今から強引にお頭の下にかけつけますか!?』
摩論兵B『行ったところで何も変わんねーだろ!!』
摩論兵A『だから行かねーかって言ってんだよ!、どうせ負けて死ぬならお頭と一緒に…。』
摩論兵C『確かに…、摩論さん!?』
状況から半ば戦闘の敗北を悟った仲間が、摩論に桓騎との合流を…、どうせ負けるなら桓騎と共に最後を迎える覚悟を摩論に問いかけます。
最早、今更裏切るとか、逃げるとか…、すでに何かを選べるような状況では完全に無くなってしまった摩論。
摩論『行くべきではありません。来なくていいからお頭は私たちを遠くに配置したのです。これは、そういうお頭の命令です。』
自分なりに、状況と桓騎の意図をくみ取る摩論ですが、その、桓騎と初めて出会った頃を脳裏に浮かべる彼が、言い出したのは…、
摩論『いや…、ここまで来てお頭の命令を守る必要はありませんね。』
摩論兵『じゃあ、摩論さん!!』
摩論『ええ、今すぐお頭の元へ!』
なんと…!?(泣)
冒頭でも書いたけど、当ブログで、君のことを裏切者扱いで予想して本当にゴメンな…。
なんと、ここまで往生際の潔い男だったとは。
今更ながら、君が桓騎の戦地に合流出来ていたら、もしかして勝てたんじゃないかなどと、悔しさまでこみ上げてくる思いです。
そして、そこにさらに―。
オギコ『摩論!!』
摩論『!?…オギコ!』
オギコーーーーー!!
あんた待たせすぎだろォーーーーーー!!(泣)
摩論『何でこんなところに、あなたお頭と一緒じゃなかったんのですか!?』
オギコ『オギコ、お頭から遠くに置かれてたよ、そして摩論を探すように言われてた。』
こうして、何らかの役割の為に温存されていたオギコが登場した以上…、読者としても最早、覚悟を決めなければならない状況が近づいてきた思いがします。
オギコ『お頭から摩論で伝言を頼まれてた。』
摩論『お頭が…、私に?』
戦場の喧噪の中で、伝言を伝えるオギコ。
摩論『本当に、お頭はそんなことを…。』
オギコ『うん、本当。』
オギコ『分かったらオギコについてきて摩論。最後に行かないといけない所がある。飛信隊、信の所へ!信にもお頭の伝言を伝えないと!!』
うえ…?
うあああああああああ!
伝言とか言って…、幕引きの準備とか、嫌あああああああ!!(泣)
ってか桓騎、戦の後のことまで考えていたのなんて、完全に彼の見方が変わる思いです。
キングダムネタバレー趙軍の奮戦
再び、激戦を繰り広げる桓騎軍と李牧軍。
桓騎本人による再突撃も凄まじく、手練れと共に真正面から残りの趙騎馬兵を屠っていきます。
最早、李牧本人も戦闘に参加しないと持たないほど、防衛戦線は崩れているので、守る趙兵も必死です。
事実、身を盾にして死ぬ事を厭わずに守り続ける李牧兵。
李牧本人にも覚えにある仲間すら、次々と討ち死にしていきます。
今現在、李牧の盾になっているのは雁門兵なので、飛信隊で例えたら、田有さんや、尾平みたいな初期メンバーを喪失するくらいの、想いが李牧を襲っているのかもしれません。
李牧『袁曹! 北車! …くッ!!』
これは指揮官であるにしても、李牧本人にとって相当堪えた事でしょう。
しかし―、
馬風慈『大丈夫です!!』
『終わった後に弔ってもらえれば十分です!雁門兵は勝つこと以上に李牧様を守り抜いたことの方が誉です!!』
李牧『風!?』
雁門兵『ウオオオォォォ!!』
何気に、この場面、恐ろしいほどバフージアゲが効いています。
バフージはコレまでも、仲間の雁門兵を鼓舞し続けていましたが、まさか遥か格上の上司である、李牧の心までも鼓舞する程の男であるとは、誰が予想できたでしょう。
古参の仲間の喪失で、狼狽を見せ、心が折れそうなまでに追い詰められた総大将にとっての精神的支柱となる武将…、しかも、これが初参戦なのですから、末恐ろしい人材です。
しかも、馬を失って、片腕だけで戦ってコレですよ??
つい、数話前までは、フテイとコンビみたいに描かれていたのですが、最早、コンビだなどとはトンデモない誤解です。
虎と兎くらいの差になってませんかね??
バフージ、ヤバ過ぎでしょ、原先生。
そして―、
バフージと雁門兵に対して、焦りから、とうとう明確な脅威を感じ取ったのが黒桜さんです。
黒桜『何なんだ、お前らは!!』
バフージ『お前たちには理解できないさ。だからお前たちは敗れる。桓騎の才能は、李牧様に匹敵するかもしれない。だが、人の心は分からぬ男である故に敗れる』と。
いや、バフージ?
それ、李牧が言うセリフやろ??
桓騎兵『クソボケが!お頭は誰よりも人の考えが分かる…、』
バフージ『考えじゃない、心だ。心が分かるなら十万斬首など出来るハズがない!!』
そして、とうとう趙軍の新手が姿を見せました。
桓騎兵『姐さん!敵の新手がもう!!』
『リン玉さん!!』『お頭!!』
バフージ『思いが力となるなら、攻めるより 守る力が強いのは必定!お前たちの刃は絶対に李牧様には届かない!! その見誤りが、お前の敗因だ桓騎!!』
とうとう桓騎本人にまで、啖呵を切り始めたバフージ。
いや、もうこれなんか?
王騎将軍の下で戦っていた頃の、主人公 李信と同じようなポジションになっています。
しかも、桓騎に対して直接啖呵切るなんて、李牧の役割すら取っちゃうくらい活躍を見せるなんて、スゴイでしょこの人。(汗)
黒桜『抜かせ!!ぶち殺せお前たち!!』
最後の猛攻に出る桓騎軍。
完全に姿を現し趙の騎馬援軍。
カイネ『もう少しだ!頑張れみんな!!』
桓騎兵『離せ!李牧ウ!!』
リン玉『てめェ!!』
フテイ『乙』
クッソ!リン玉さんに軽口をぶつけるフテイ、小モノである分、殊更、口撃がイラつきを覚えるように感じるのは私だけではないハズです。
バフージが超大型新人としての地位を確立したと同時に、フテイもまた小モノとしての強さを、より開花させてきたように見受けられます。
これはマジの話で、自分を小モノとして認め、小モノとしての役割に徹する者になれるなら、フテイは間違いなく、真の強者に化けれます。
頼むから、今後も、“自分を大モノと勘違いした滑稽な小モノ”であり続けてくれ。
ゼノウさんの攻撃も威力芳しくない状況。
桓騎兵『このクソガキのせいでッ!!』
そして―、
とうとう上和龍率いる青果軍が、桓騎と李牧を遮断。
趙軍が完全に形成逆転を果たしました。
どーすんだ、チックショ――――!
― キングダムネタバレそれ最新747話 以上 ―
次回もこの先の展開について、キングダムネタバレ予想をすすめていきたいと思います。
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