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キングダムネタバレ第693話 浅い話 考察 最初から全員雑魚扱い

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(  桓騎 作画引用:原泰久先生 作 キングダム第693話 )



扈輒軍、抵抗力ほぼゼロ。

えっと? 扈輒さんもせっかく本陣に3千規模の軍隊がいたのに、何でイキナリ100騎だけの丸裸になってるの?

逃げ方が雑過ぎる。(泣)

しかも、扈輒さんの凄いトコロが明かされかけたのに、桓騎にとってはどーでもいい話に過ぎなかったので却下。

いやいや、あれだけ脇役の脇役である部下(岳白さんと龍白さん)どもが、主人を差し置いてブイブイ言わせてたくらいなんだから、少しくらい喋らせてやってもよかったんじゃ…。

まあでも、アレがお頭ですからね。

何気に、追加キャラである朱摩一家がカッコええ!

桓騎個人の武力も垣間見れたという意味でも、見どころの多い693話でしたわ。

ではでは、今週もキングダムを振り返っていきたいと思います。

キングダムネタバレ-扈輒軍イキナリ100騎に減少

逃げ出したコチョウさんの、退路遮断をする桓騎率いる一隊。

もう引き返せない扈輒さん達。

恐らくこれが、扈輒さん本軍の最初で最後の激突になります。

両軍の総大将である桓騎と扈輒さん。

互いに、姿を眼前に見えるほどの距離まで迫っています。

ここは、ある意味で扈輒さんにもワンチャンあるわけですよね。

ではでは見せてみて下さい!

趙国が誇る“守備の李白”をして“烈将”と語ららしめた扈輒将軍の武力を!!

…、

……。

あれ??

まあ、双方の部隊兵の皆さんは大変奮戦しておられますが…。

扈輒さん…、全く動きませんね。

あの?ここはもう貴方も一兵力として奮戦するぐらいの姿を見せなくては、どうにもならないんじゃないですかね?

扈輒さんを守護する近衛兵は、当然、一人ひとりが精鋭です。

あれだけの大軍団を誇る、扈輒軍の中から、相当厳しい選別をくぐり抜けて構成されております。

そして、その兵力は100騎もいます!

ん?

え、嘘? たったの100人だけ?

あれ? おかしいな…、

えーっと、本陣だけでも3千人いなかったっけ?

そりゃ、ゼノウ一家共の抑えは必要だけども、逃亡コースの先導役とか、迎撃の抑えになるぐらい人等はいたでしょう。

その人等は、一体何しとんの??

もしかして、扈輒さん本人からして、我先に手勢だけで飛び出しちゃったとか??

ま、まさかね、いくら何でも、そんな脊髄反射みたいな逃げ方あるのかよ…。

もしかしたら、ホントは扈輒さんを守ろうと随伴しようとしてた真面目な部隊があったのかもしれません。

しかし、余りに扈輒さんらが、思い付きで行動するもんだから、守れるものも守れずに終わったということで脳内補完するしかないのでしょうか?

なんか扈輒さん。間抜けで臆病な側近どもに毎回流されまくってませんか?(泣)

一方、桓騎軍の側はというと、今回の出番に備えて、桓騎の懐刀ともいえる朱摩一家なる連中を中心に構成されているようです。

規模としては大きな一家ではありませんが、その実力は、個々におてゼノウ一家に引けを取らないということで、もう完全な決戦兵力の様です。

しかも、その兵数も200を誇ります。

この状況で、100対200って、もうコチョウ軍は終わったです。

しかも、ゼノウ一家に匹敵する一家て。

この朱摩一家、ビジュアルもキングダムの中では、洗練されてて、おそらく、この朱摩なる人物も、那貴がさらにギラついた感じがしてて、非常に見れるキャラです。

スグにファンが付きそうな意味でも、ある意味、ゼノウ一家より美味しいトコロを持っていきそうですね。(笑)

ナレーションでも『数十万の軍勢の総大将同士がこの戦いの場に在り、決着がつこうとしている異常』とありますが…、

うん、めっちゃくちゃ異常だよ。(笑)

扈輒さんとその側近達じゃなかったら、こんな不思議な顛末にならないよ。

もしかしたら平陽戦は、名前は有名じゃなくても、趙荘が言ってたみたいに『大軍に奇策は必要ない。』みたいな感じで…、

ちゃんと基本的な行軍手順を守ることが出来る普通の将が指揮してくれてたら、逆に桓騎に勝てたのではないのかとさえ思えてきます。

キングダムネタバレ-こき下ろされる夏満さん&扈輒さんコンビ

次々と桓騎兵に狩られまくっていく扈輒さん親衛隊。

もう詰みかと思われた瞬間、後方、桓騎へ接近することに成功した一騎が飛びぬけて出てきました。

扈輒さんの相方、夏満さんです。

察知した朱摩が桓騎の名を叫びます。

桓騎兵には緊張が、一方、扈輒軍には期待が高まります。

夏満『桓騎ィ!!』

読者としても、今まで桓騎の個人武力がどの程度のものであったかは、気になる方も多かったでしょう。

ややもすれば、この夏満さん含め、桓騎は策士型の武将である為に、そんなに強くはないと考えていた方も多いかもしれません。

しかしてその実態は?

桓騎『…。』

夏満さんに一瞥もくれず、何の動きも、全く抜刀した素振りもないところから、敵の獲物を一閃。

騎馬で加速をつけて、振りかぶった夏満さんの方が吹き飛ばされる始末です。

夏満さんが接近してきた時、桓騎の右手は馬の手綱をしっかりと握っていて、騎馬も静止していた状態での迎撃な訳ですから、これは並大抵の武技の冴えではありません。

そりゃ夏満さんも、『なッ!?』とか言ってビビりますわ。

そして、のけぞる夏満さんを左腕で首ごと抑えにかかったと思えば…、

いつの間にか、桓騎の剣は、夏満さんの胴を貫いていました。

桓騎『はしゃぐなよ雑魚が。』

やはり夏満さん、ここで退場なワケですが、一応は扈輒軍の副将格という事で、まだ負けてはいません。

夏満『フ、フフ。なんじゃその目は…。』

桓騎の目を覗き込んだ夏満さんは、桓騎のその目を扈輒のそれと比べ、“本当の痛み”知る者の目ではなく、『どの程度の男かと思っていたが、拍子抜けした。』と言い出します。

さらに曰く―、扈輒将軍の目ならば、桓騎のように艶やかな目ではないと言うことです。

では、痛みを知る扈輒とは、どんな男なのか?

続け様に、扈輒さんの嘗てを語る夏満さんは、燕との大戦線で、民を守る戦いの中での出来事を語ろうとしたのですが…、

夏満『真のッ…、』

ゾギャ!!

桓騎『はしゃぐなっつたろ。』

えーっと、お頭にはまったく興味のない話だったようです。(苦笑)

そうこうしているうちに扈輒隊、全滅。

しかも…、後方に3千人もいるのに、追いかけてきて保護しようとする者も誰一人いません。

どんだけやる気ないんだよ趙軍ッ!?

こんなユルユルの職場ッ、趙軍に就職しても絶対にストレスで過労死とか無さそうだよ!

桓騎『幕だな扈輒』

キングダムネタバレ-結論聞く前に論破する桓騎

1人桓騎軍に囲まれる扈輒さん。

しかし、この状況下で顔色一つ変えない姿は流石です。

桓騎兵もその様子に、若干の畏怖を感じ、その面貌の妙な飾りである顔面リベットに興味を持ち始めました。

私含め、多くの読者も『なんだありゃ』と思っていたハズです。

そして―、

おもむろに語り始める扈輒さん。

『悪策を重ねた奇策…、』

曰く、確かに扈輒将軍自身は敗れるが、桓騎もまた自軍に大きな犠牲を出したこと。

敵味方、中立の区別もつけない犠牲の多さに、英雄の戦闘ではなく、異常者の戦い方と断じます。

そして、それはいずれ桓騎自分の身にも降りかかるであろうと。

しかし―、

それをノンビリ聞いている桓騎ではありません。

桓騎『―で? 浅い奴の浅い話は眠くなるぜ扈輒。』

お頭、ここでも完全に扈輒さんの話に興味を持ちません。

ただ、ここでもまだ、扈輒さんは何かを語りたがっています。

扈輒さんなりに、浅いのは桓騎のほうであると言い残し、昔の戦闘の中で、垣間見た人間の闇の底、言い換えれば痛みの底について語ろうとしますが…、

いやいや?結果、戦に負けてる状況で過去の実績語っても、そりゃ誰も話なんか聞いてはくれないよ。(泣)

俺も、扈輒さんが何を語るか聞きたかったけど、せめてソレ、貴殿らが優勢な時に語っておいてもらわないと、もう手遅れでしょうよ。

戦がダメなだけでなく、キャラクターとして自分を魅せるタイミングもダメダメな扈輒さん。

そりゃ、雷土虐めてる時間があるなら、その時に、過去実績語っておけば良かったじゃないですか。

一番お話を聞いてくれる夏満さんもいたのですから…。

敢えて扈輒さんの姿を見て、勉強になる部分を見いだせるとしたら、正しくこの点かもしれない。

例えば雷土を虐めていたときのように…、

他人に暴力を振るい嫌なことを言って、相手を下げている暇があるのなら…、

そんな時間の使い方は無駄で、キチンと自分を高めるための時間に使った方が、人生は少しでも有意義になるという発見に繋がるのではないでしょうか?

そうか!?

神(作者)様は、キングダムで扈輒さんを通して、そういった道徳的な事を読者に伝えたかったのかもしれない。

そして―、

扈輒さんはこのまま何か、過去の戦の経験を桓騎に聞かせてあげようとしているのですが、

扈輒さん『人は…、』

桓騎『だから浅いっていってんだよ。』

『底なんてないんだよ、痛みに。』

そもそも扈輒さんが痛みの概念自体をはき違えていることを指摘。

こういわれたら読者に対しても、扈輒さんの話を聞く価値を遮断することになり、圧倒的に桓騎のほうがキャラが立ちますよね。

しかも―、

扈輒さんの顔面リベットを見て、常に痛みを自分に課すことで精神の平衡を保っているものと喝破。

その心の弱さを雑魚と認定します。

もう、言葉もない扈輒さん。

全ての諦めがついたのか、『フッ、まあいい、先に逝って雷土と酒でも飲んで待つぞ、桓騎。』

剣を喉に構えて、最後の姿を示します。

雷土の名を聞いた仲間にわずかな動揺が刻まれる中、扈輒将軍への勝利に対して何も感慨も見せなった桓騎の顔に、僅かな反応が示されます。

― キングダムネタバレ最新693話 以上 ―

次回もこの先の展開について、キングダムネタバレ予想をすすめていきたいと思います。

皆さんの予想やコメントもいただけると嬉しいです。どうぞお気軽に。

 

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