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キングダムネタバレ最新第670話予想 飛信隊復活!前進の対趙戦線

投稿日:2月 13, 2021 更新日:

(  羌瘣と羌礼 作画引用:原泰久先生 作 キングダム第669話 )



いや~、今回、どうなることかと思いましたが、羌瘣さんお疲れ様でした。

気がついたら、二月も後半でポカポカしてまして、もう完全に春先じゃないですか~。

王翦も桓騎も、もう出番が無さすぎて、待ちくたびれてる頃でしょうよ。

読者も、今、飛信隊が何と戦っているか忘れてしまった方もいるかもしれません。(笑)

なので、次週のキングダムは、ここは新規参入する羌礼ちゃんに、軍の状況説明をする体で、改めて対趙戦線の説明から開始! な~んてコトになり兼ねません。

羌礼も、飛信隊の体験入店はもう終わっているモノと算定して、いよいよメインキャストとしてフル稼働してもらわないと困ります。

体入(体験入店)が終わって入隊。

なんだか語感がイイです。

ではでは、次週のキングダム予想、さっそく進めてまいりましょう。

キングダムネタバレ-羌瘣が再び『グハァ!?』ってなる。

いや、これ、羌瘣は礼のカウンセリングに立ち会うために、無理やりコンディションを調整してきたみたいなもんですよね。

実際に?

でなんで、感動的なキングダム669話の礼と抱き合っているシーンから、水を差すようで悪いんですが…、

礼がこうして正気に戻ったところで、羌瘣が『よかった…、礼。』とか言った後に、『…!? ウッ! グハァ…。』などと吐血して倒れるとか、マジで起こりそうな気がしませんか?

礼が『羌姉!?』などと、心配するでしょうが、羌瘣が本調子でないことと、しかも、おなじ羌族として、“呼び戻しの術”の代償が如何なるものかも知っている手前、「どうした?何があった?」などと言えるハズもありません。

とりあえず、礼の完全な蚩尤堕ちを防いだいま、先ず、心配でフォローしていきたいのが羌瘣です。

まあ、以前から当ブログでも書いていたのですが、まずは、羌瘣的的には、命に別状はないまでの状態にまで回復していただいて、その後はもう無理せず剣士を引退。

んで、もともと優秀であった戦術に磨きをかけて、抜けた現場はそのまま礼を馬車馬の如く働かせるコトで、いままで羌瘣一人のワンマン部隊であった羌瘣隊が、ここでようやく人材を得て稼働するというのが、大筋の予想なのですが…、

まあ、さすがにコレはカタイでしょう。

このまま、蚩尤として羌族の村に帰っていったら、『お前?ホント何しに来たの? ってーゆーか、この2か月返せよ!』ってゆう話にしかなりません。

また、これは羌瘣の将軍成りの下準備としてのエピソードとして受け止めてもいいのですが…、

同時に、多くのキングダム読者が、信と羌瘣の関係の落しどころとして期待する部分の関しても、今回、羌礼が登場した事は、何かのキッカケになりそうです。

羌礼とて、今回のエピソードの中で信が羌瘣の“伸び戻しの術”を使った相手であるというのを知ってしまったわけですから、羌瘣がいままで信に黙っていたコトを勝手にベラベラ喋りだしては掻き乱す…。

普通にあるんじゃないですかね。(笑)

で、それはそうと羌瘣も、そうなったで、もう無理に黙って、一人で羌族の運命やら、信への想いって部分を黙~って抱え込むのは、もう、そろそろ無くなっていってもいいんじゃないですかね。

キングダムネタバレ-これからの羌瘣と羌礼

羌瘣のこれからに関しては、当ブログでも将軍成り&羌礼登場との引き換えに、剣士としてはピークアウトして、現場からも遠ざかっていくという話は何度か書いてきました。

しかし、この部分をもう少し肉付けしていきたかった点が今回出て来まして…、

それが、第669話で対戦中の羌瘣が羌礼に相対して何か途中まで言おうとしていたセリフに意味があるんじゃないかと推測しているワケです。

それが、下記のセリフです。

『暗闇の淵から戻って初めてお前は本当の強さを得る。恐らくそれが蚩尤の本当の…』という部分です。

既に、前回のコメント欄でも、この点について気にかかるという声をいただいていまして、実際に私自身も本編を読んでいて、めちゃくちゃ気になっていました。

しかし、今回のストーリー上の本筋そのものは、“礼が戻ってこれるかどうか?”が重要だったので、なんとかオチが見えかけていた局面だったので…、

一旦は、気になる部分ではあるけれど、そこは置いておいて、先に読み進めよう。といった心境で、このセリフがでてきたページから進んでいった次第でした。

じゃあ?

一体、私は何が気になって、上記、第669話の羌瘣のセリフを気にしていたのか?を整理してみると、その理由は下記のような形で2種類の命題に言語化することが出来ました。

『暗闇の淵から戻って※1初めてお前は本当の強さを得る。※2恐らくそれが蚩尤の本当の…』

①※1.初めてお前は本当の強さを得る。

つまり潜在的に、羌礼はこれからも発展途上と言っていい強さを隠し持っている。

②※2.恐らくそれが蚩尤の本当の…

幽蓮を倒し、“蚩尤”という存在の限界を、羌瘣自身が証明したハズだったが、実は、幽蓮の“蚩尤”の在り方が間違っていただけで、ホントの“蚩尤”って、もっと凄い存在なのかもしれない?という疑問。

有体にいえば、第93話で政が解説してくれていたみたいに、“武力よりも呪術”な時代があって、そもそも祭なんかも無くて、それでいて、普通に超常的な術を使う巫女さんがいたのかもしれない。という、原点回帰的な意味。

ネタバレ予想-羌瘣のセリフを構文解読

羌瘣とて、過去には否定し、嫌悪していた蚩尤文化。

そして、実際に蚩尤になった幽蓮を打倒して、実力の上でも蚩尤文化の限界を読者に知らしめたトコロではあったが…、

祭で詐術をつかった幽蓮と違い、羌礼という、見事、正攻法で蚩尤になった存在が登場し、尚且つ、ソコから幽蓮と同様の蚩尤堕ちから見事、自我崩壊を免れ生還した存在が出てきました。

また、羌瘣自身、殺人業を生業とする巫舞族の術であるにも関わらず、禁忌とされていた“呼び戻しの術”なる、最強の生者との繋がりを体現してしまっていることからも…、

可能性として、実は原初的に蚩尤という存在は、生と死の双方の価値観を包括した、更なる高次元の概念であったのかもしれません。

キングダム的にいえば、元は蚩尤の一族も“求道者”の集団であったとの羌瘣の談もありました。(参照:第149話)

そして、長い歴史の中で、蚩尤の一族が暗殺者精製の為の集団に成り下がった点を、蚩尤族と外部との関係性で見れば、それが、長い歴史の中で、本来の目的性が見失われてしまったように見るのが自然でしょう。

その時代の王族から、暗殺の代価として莫大な褒賞を貰うようになっていったという経緯から分かるように…、

王族の側から見れば、“蟲毒“のような暗殺者製造機関になり、蚩尤族から見れば、一族の繁栄の為に、蚩尤という殺人道具としてのブランドを維持するために〝祭〟をやり続けるというインセンティブが発生し続けるという状態になっていたのが、羌瘣と羌象、礼と識を取り囲んでいた“状況”だったと言えます。

まあ、もちろんたとえ“蚩尤”がどんな至高な存在であったところで、それをワザワザ一族から選出するのに、毎回、仲の良い仲間同士で殺し合いをしていたのなら、ただのアホ集団であるコトは、間違いないのですが…、

この点、さらに深読みしてみると、もしかしたら、巫舞の一族の原初時代まで遡ると、実は、作中の時代とは全く違った様子の“祭”だったという可能性が高いです。

例えば、この観点からのヒントになるのが羌象です。

作中の過去描写では、象姉が訓練中に一人で“魄領の域”に行って、なんとか羌瘣との繋がりで生還してきた描写がありました。

この点からも、想像を敷衍するに、別に、祭で他者と戦闘などしなくても、一人で“巫舞”という媒介を深めていくことで、精神を内面に限界以上に落とし込み、尚且つ、ソコから自我を保ったまま生還する技術自体が存在していたのだと思います。

その技術的原理を応用して、例えば、過去の巫舞の一族は、深層心理を通じて、他者の集合意識や、ネイティブアメリカン文化のグレートスピリットみたいなモンに接触して、占いを行ったり、呼び戻しの術を今よりも頻度高く使い、死者蘇生を行っていたりしていたのではないでしょうか?

少なくとも、今よりは確実に、そもそも巫舞が対人戦闘を目的とした戦闘術ではなかったのは確かでしょう。(参照:第93話)

キングダムネタバレ-蚩尤がどうであれ、そこはもう置いといて…、

で、結論としては、まぁ、羌瘣が本来の“蚩尤”がどんなモノか気付きかけたトコロであれ…、

今は、昔の古代民俗学を研究してるんじゃなくて、戦国時代で中華を統一して世の中を平和にするには、どうすればイイか?ってのが、政と信の物語のキングダムなワケです。

気なる羌瘣構文の話はこれまでにして、羌礼の登場にこれまでキングダムはメチャクチャ紙面を割いていたワケですから…、

今後は馬車馬のように、働いていただいて、話の本筋である対趙戦線を推し進めて頂かなくてはいけません。

前項の検証の結果としても、剣士としては、ポテンシャル的には羌礼は羌瘣を超えるかもしれない。という位置づけでいいです。

そして、そんなに強いなら、もう龐煖も居ないことだし、昨今の羌瘣みたく、巫舞を使いまくった代償として、命を削るようなガラスのヒロインみたいな心配を、読者の方もする必要がありません。

例えるとするなら、羌瘣が、緻密なメンテナンスを必要とする、高性能スポーツカーだとするならば、羌礼はもう、トラクターだと思って、どんな場面でもガンガン使っていくという感じでイイでしょう。

トラクター・礼♡

あれ? なんかだか、全く別のジャンルの漫画タイトルみたいになってきましたよ。

キングダムネタバレ-王翦が本気なワケがない。

そして、話の本筋の対趙戦線という意味では、飛信隊の活躍もそうですが、最早、ソコもあくまでのワンセクションの話でしかありません。

趙の陣営にはコチョウ将軍こそ頑張っていますが、李牧も居ない対趙戦線で、王翦が何も出来ず、何も対策も見いだせず、手をこまねいているハズがありません。

いや? そう言って、神(作者)がイキナリ、来週、王翦が本当に手足をグニャグニャさせていて、田里弥と一緒に柔軟体操でもしている場面など描き出したら、目も当てられないです。

しかし、例えそうであったとしても、あの王翦の事です。

頭脳だけは、どんな状況でも回転し続けているハズです。

神(作者)としても、何故、李牧から戦略の概要を聞きかじっただけのカクカイが、こうも長期に王翦を退け続けているかと言ったら、何かしら理由みたいなモンを提示してくるかもしれません。

私の脳内補完としては、下記複数の合理的な理由があって、あえて王翦は、桓騎や楊端和らが率いる強兵団と共に、本気を出すコトを控えていたのだと推測します。

①今まで、趙の王都軍の規模が未知数だったことに対して、一定期間、内偵を放って、その軍容把握に努めいた。

②ホントに李牧が失脚したのか、裏取りに時間を掛けていた。

③飛信隊だけでなく、鄴攻め以降に新規編入した部隊が多数あるので、あえて練兵期間と割り切っている部分もある。

④李斯は上手く、鄴周辺の併合地域を統括しているが、やはり、新規に併合した地域である為に、一定数の兵力を内地平定の為に割かざるを得ない。

⑤コチョウ将軍が、胡蝶蘭の恰好をして幻惑してくるので、距離を置いている。

あれ?そういえばコチョウ将軍っつたら、『王を殺してでも李牧様を守らにゃ』(参照:第640話)とか言ってましたが、今は李牧様が居ないからこそ、戻ってこられるまで儂が頑張らねば!という肚でしょうか?

カクカイが凄いんじゃなくて、コチョウ将軍にヤル気補正が掛かっていて、その分、お頭&オギコに箔がついて、李牧戻るギリギリまで、王都陥落まで追い詰める展開ならアツいんだが。

― キングダムネタバレ最新670話 以上 ―

次回もこの先の展開について、キングダムネタバレ予想をすすめていきたいと思います。

皆さんの予想やコメントもいただけると嬉しいです。どうぞお気軽に。

前回までの考察:キングダムネタバレ第669話 識 考察 祭、コレで最後にして…。

次回の考察⇒キングダムネタバレ第670話 致命的なこと 考察 政が最後に全部

 

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