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キングダム本編考察

キングダムネタバレ664話 妹分 考察 礼に希望は残っているか? 

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(  羌礼と呑気な隊士 作画引用:原泰久先生 作 キングダム第664話 )



闇堕感バリバリの羌礼。

肝心の“祭”がどの様に実施されたかという部分こそお茶を濁されたキングダム第664話でしたが、前回記述しました私の希望的観測はことごとくハズれまくりになりそうな予感ですよ。

『私たちこそが…蚩尤だ!』

とかモノローグで宣言しちゃっている羌礼ですが、で?結局のトコロ羌識はどうなっちゃったのよ?

“私たち”と自分達を二人まとめて宣言しているあたり、ホントに羌礼は識を手にかけたのだろうか?

それなら、羌礼がホントに闇堕ちしているかどうかは殆ど確定路線なのかもしれない。

他に何か受け取り方があるだろうか?

まだ希望にこだわるならば、例えばドラゴ〇ボールみたく今はフュージョンしているだけとかかもしれない。

いや、すんません。

真面目に考えると希望的観測など成立し得ないのかもしれません。

しかしその反面で、同時に羌礼の心に全く希望そのものが残されていないワケでもないように見える。

彼女が飛信隊にやって来ている理由は、別のトコロにある気がしてならないからだ。

それに、今年もまだあと1話分残っているし。

ではでは、さっそく今週もキングダム本編を振り返っていきましょう。

キングダムネタバレ-羌礼の試用期間

跳ね起きる羌瘣。

龐煖…ではなく、むしろ幽蓮と同じ気配を感じとる彼女。

天幕を出た先にいたのは羌礼でした。

羌礼『おー、瘣姉。ひさしぶりじゃのォ。』

羌瘣『礼!?なんでここに?』

同時刻、信もまた、突如現れた羌瘣の仲間の情報を聞きつけ、河了貂と共に羌瘣の天幕にやってきます。

その頃、当の羌瘣と礼は?

久しぶりの再会に旧交を温め合っているわけでもなく…、羌瘣が困惑です。

ざわつくギャラリーは、前回の森林地帯での活躍だけを聞いて、彼女の加入の可能性に沸き立っていますが…、

明らかに尾平のテンションだけが低いですね。

羌礼を前にした羌瘣。

何故ここにいるのか? どうやって村をでたのか? 識はどうした!?と矢次早に問い掛けを繰り返しますが、以前、徹して冷静なのは羌礼の方です。

『何をねぼけたコトを言っている?瘣姉。我ら蚩尤族の世界から外へ出られるのは勝ち残った者だけという掟であろうが。』などと答える羌礼。

全国の読者もここで、『えっ!?マジで祭を実施したの?』と前のめりになったところでしょう。

そして羌瘣が、『まさか礼、お前“祭”を…。』と核心部分を問いただしたところ、薄らと口角を上げた羌礼が何かを言う前に…、我らの飛信隊の信ここで登場。

『どけっ、どいつだ羌瘣の仲間ってのは!?』などと言いながら、羌瘣と羌礼の間に入っていきます。

いや?いや?いや?

あの隊長?何も今出て来なくても💦

羌瘣も一番肝心な質問の最中なんだから、最後までちゃんと話聞いてやってよ!?(泣)

あ~、結局、一番肝心な部分の茶を濁されたよ!?神(作者)に!

そして、読者としてのモヤモヤ感の反面で『あっ♡ この子だよ隊長!』などと、何も知らぬが故に純粋な笑顔で答えるモブ隊士とのギャップ感がココで妙に心に刺さります。

『羌瘣の妹分の羌礼だ―。』

端的に信を相手に名乗り出る羌礼。

彼女は飛信隊に入ってやるという旨も申し出ているのですが、その内容に、周囲の反応は様々です。

シンプルに喜ぶ隊士もいれば、田永が調子に乗るなと牽制し、我呂は賛同を示しつつ戦闘力を目の当たりにした尾平に同意を促します。

その尾平は、『ああ一応、それはなァ、昂。』とか言っていますが顔は完全に引いてます。

コウ君もドン引きしています。

ここで崇原が『冗談は止めろと。』言いつつ彼女の勝手がまかり通らぬことを明言します。

そして、崇原ほどの実力者を前にして、『は?細かいコト言ってんなよ剣士気取りのオッサン。』などと挑発的な態度で応じる羌礼ですが…、

これには流石に干斗が激昂して突っ込んできます。

羌瘣『うるさ、耳がいてーよ雑魚、殺すぞ。』

実力的に、明らかに干斗じゃぶっ殺されるくらいのレベル差があるでしょうし…、見るからに『ハハハ、お前もガキだろ。』とやり返されるくらいで済んで良かったな干斗。

ここで、仕切り直すように羌礼に問いかける羌瘣。

『礼! お前ホントに何をしにここへ来たんだ?』と話す羌瘣。

一瞬の間をおいて、単に羌瘣へ力になりたいだけと答える羌礼ですが…、

いち読者として深読みすると、ホントにそれだけのワケがねーだろ!と勘繰りたくなってきます。

いや?だってホントに蚩尤になったら、列国の王族のお抱えの暗殺者になって、陰から人を殺しまくるのが本来の仕事になるんじゃないの??

蚩尤って、もっと世の中の陰に潜む裏社会的な存在だったはずなのに、ものっそい目立っているよね彼女??

このやり取りだけでも羌礼がホントの目的を隠しているであろう嫌疑を抱くには十分な状況証拠じゃないですかね。実際に。

で、羌瘣も羌瘣で、実際のところ“祭”が行われたのか?

どんな顛末を迎えたのか??

なーんて部分は、ここで聞くにしてもどうも野暮なんじゃないかと警戒したのかもしれない。

勿論、読者的にはめちゃくちゃ気になる部分なのだが。

多分に、羌族の掟なんて、河了貂ふくめ初期の飛信隊メンバーしか知らないだろうしな。

特にいま、彼女らを囲んでいる飛信隊隊士にとって見れば彼女らが喋っている内容を聞いても『?』みたいなリアクションしか出来ない連中も多い事だろうし。

一方で、羌瘣は河了貂と信だけを連れて少し離れた場所に移動して、思うトコロを談判しています。

その間、羌礼は『入れてくんなきゃ趙軍に入ってコイツら殺しまくるからなー。』などとサラッと恐ろしいコト言ってくれています。

しかし、万が一そんなコトになるくらいだったら『いやいや羌礼の姉さん?それだったら、いっそ桓騎軍に入りましょうよ。』などと、

今の羌礼と水の会いそうなあの残虐軍団を紹介して、せめて秦軍に踏みとどまって欲しいトコロではあります。

尾平頼んだぞ。そのときゃ君が巴印さんでも連れてきてスカウトし直すんだ。

勿論これは余談ですが、信の背中を視線で追う羌礼。

余人を除いて、羌瘣、河了貂、信だけで何を語ったのは明らかに描かれていませんが…、

ともかく羌礼のコトは一旦、羌瘣隊で預かるコトになった様です。

数日、隊に同行させて順応できるか見定めるために。

キングダムネタバレ-暴れん坊羌礼

駄菓子菓子!?

前述の通り、羌瘣隊預かりのハズの羌礼のハズなんですが…。

イキナリ竜有の部隊に登場。

しかも、なんかイキナリ待機している竜有の真っ隣に出現です。

曰く、羌瘣隊の持ち場はズット左とのことなんですが、そんなことはお構いなしの羌礼。

『こっちのほーが敵が多いだろーが。』と、なんともシンプルな理由で自分の戦地を決めたのでした。

しかし、羌礼の勘の良さは、竜有や戦場の配置を決めた河了貂よりも正確に敵の数の分布を見抜いており、戦術的にも竜有隊が先に動かなければ飲み込まれる危険を抱えていることまで示唆してきました。

反して竜有とて有能な指揮官ですから、現状の待機は羌礼の指摘する反面で、崇原と沛浪の部隊と合わせて敵を引き付ける迎撃作戦であるコトを小声ながら説明しますが…、

結局、『まどろっこしーよ バカ。』と言って飛び出す羌礼。

止める間もなく、眼前で怒声の混じった戦闘が開始されます。

もう仕方なしに戦闘に突入する竜有隊ですが…、

ここで否応なしに巻き込まれたのが、三隊合わせて待機していた崇原隊と沛浪隊でした。

最早、伏したままの方が危険と判断した崇原は沛浪に作戦変更を伝えますが、結果的に先に敵に気付かれたこの2部隊は敵の後手を踏むことになり苦戦を強いられることになりました。

ところが?

ここで作戦を乱したハズの竜有隊に於いて、羌礼が縦横に敵を抹殺しまくるが故の効果が出ており、隊自体は戦いやすくその場を早期に制圧する結果を残すに至ります。

そうして最終的には、竜有隊が中央の崇原の援護に移行して、森の中の歩兵戦は飛信隊の逆転勝利に繋がりました。

その間、戦地で竜有が見て取った羌礼の様子が、深く彼の印象に残っている様でした。

尾平を助けた時もそうだったように、今回も戦意を喪失して助けを乞うている敵を楽しんで殺害する羌礼を見たからです。

で、ここからの羌礼。

彼女のお陰で勝ったはいいのですが、早速、沛浪の部隊に予想外の動きで損害を発生させたワケです。

沛浪『いくら腕が立つからって言っても、作戦外のことやられちゃあ周りが危なくなる。』と、もっともな意見も出てくるワケで、さっそく崇原隊長のお説教を喰らっています。

しかし、羌礼の姿を間近で見た竜有としては、その崇原の説教もやる意味があるのかどうかも疑問を沛浪に呈します。

竜有『あのガキ今日、本気で殺しを楽しんでいるように見えた。一度見ただけだからよくは分かんねーが、もし本当にそんなクソヤロウォなら絶対に飛信隊に置いとくわけにはいかねェ。』とばかりに、やはり桓騎軍コンバートの可能性が浮上してきましたよ。

しかし、どうなんでしょ?

殺しを楽しんでいそうな反面で、仮にもおとなしく崇原の説教を大人しく聞いている蚩尤ってのも、どこか羌礼が邪悪に振り切れていないように見えるのはおかしいでしょうか?

むしろ、ホントに殺しを楽しむのなら、もっと別の場所がありそうな気がするのですがね。

キングダムネタバレ-問題の闇落ちシーン

翌日、再び森の中で歩兵戦。

趙は前日の倍の歩兵兵力を森の中に投入してきました。

何気に河了貂が軍師で敵が森林地帯の戦闘を狙ってやって来ているのが分かっているなら、罠を仕掛けまくるだの、風向き次第で火を付けてしまうとか…、

なんなら山育ちの弓矢兄弟を起用して、敵指揮官へのヘッドショットを量産しまくると言った展開で、いくらでも戦況改善しそうなんですが…、

ここで神(作者)が描きたいのそういう戦では無いようです。

崇原と干斗が気勢を上げるその先で、一人で敵兵の前に立つ羌礼。

干斗『どけ羌礼。俺たちの邪魔すんなてめェ!!』と叫んだトコロに…、

『ジャマァ…?』と呟き、明らかに今回の前半とは雰囲気を変えてきた羌礼がそこにはいました。

干斗の声に反応した羌礼―、『ぬるいコトいってんなよクソが、どいつもこいつも苛つくって言ってんだよ。』

羌礼は足首に神経なのか血管なのか?

かつて羌瘣もまた、巫舞のボルテージを上げまくった状態で読者に見せた同じ身体反応を羌礼も示し始めます。

『本物の血の狂宴を味わえよお前ら、嗚呼、白鳳、血が逆巻く。ああ、識そうだよ…。』

『私たちこそが、人の闇の頂点に立つ…、蚩尤だ!』

おおい!?干斗の声が引金になって暴走ですか? 干斗のクセになんかキーマンみたいになったな干斗。

鎮めるには逆にカントのチ〇ポ見せるしかないなんてオチは勘弁してくれよ?(笑)

ってゆうかやっぱり『私たち…。』ってなんだよ?識との間に何があったよ羌礼?

― キングダムネタバレ最新664話 以上 ―

次回もこの先の展開について、キングダムネタバレ予想をすすめていきたいと思います。

皆さんの予想やコメントもいただけると嬉しいです。どうぞお気軽に。

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