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キングダム本編考察

キングダムネタバレ最新567話 解放の意味 考察

投稿日:10月 15, 2020 更新日:

(  岳大 作画引用:原泰久先生 作 キングダム第657話 )



いよいよ什虎戦も佳境ですか。

いや、多分っつーか絶対、満羽もセントゥーンも死に場所を求めてる系ですね。

満羽は蒙武に追い打ち掛けないし、セントゥーンは包囲されるの丸わかりで突撃しているし…、

寿虎王に至っては軍師なのに全く城の周囲に索敵を放ってもいないとか兎に角、戦の準備といい組み立てが粗い粗い粗い…。

什虎城の守備兵などについては、退屈を持て余していたところに敵襲来とかキングダムで何回見たことか。

「俺も前線に出りゃ派手に暴れてやるぜェ~。」とか言いつつ欠伸している奴が確実に死ぬアレです。(笑)

ではでは早速、今週もキングダム本編を振り返っていきましょう。

キングダムネタバレ-岳氾の子?岳大

自軍総大将である蒙武が落馬して驚愕するモブ兵連中。

あの汗明を相手にしてすら落馬などしなかった蒙武ですから、当然「何で?」ってなるでしょう。

多分、全国の読者はこの1週間みんな同じコト考えていたハズです。

で、それはそうとして『俺は汗明より弱いぞ。』と語る満羽。

前回までのバリバリ戦う雰囲気を出していたこの男ですが、今回からドコか自然体にも見えてきます。

このセリフも後述しますが、個人的な読者感覚としては「そりゃそうだろうけど、そこはスンナリ認めちゃうんだ?」と、若干、肩のチカラが抜けた感覚に驚きました。

遠く本陣の蒙毅や側近のモブ蒙武兵たちが狼狽する中、彼らをよそに蒙武の騎乗馬である岳大が“はやく乗れよ。”と言わんばかりに仕切り直しを促します。

ぬう!?もしかしてあの岳氾の子供とかですか?このお馬様?

あの王騎将軍をして、『まずは命をとして活路を開いてくれた貴方の愛馬に感謝を…。』と言わしめた、あの名馬の子孫だとしたら嬉しい限りです。(参照:172話)

こうした旧設定がたまに想起できる描きこみは好きです。

満羽の側近は蒙武にトドメを促しますが、肝心の満羽はそうではありません。長年一緒に戦ってきた彼らから見ても、今戦の満羽の様子はどうもいつも違います。

『その二ヤケ顔ごと潰してやる。』といいながら再び戦闘態勢をとる蒙武。

『やって欲しいものだな、期待しているぞ。』と応じる満羽。

再び一騎打ちが続きます。

キングダムネタバレ-三方包囲される千斗雲

セントゥーン…、全く敵の接近に気付きもしないで見事に側撃喰らっています。

出てきたのは龍范率いる黄金騎士団 光華狼です。

どうやら彼らが呉鳳明本陣側の精鋭部隊であるようです。

まあ、何気に側撃を喰らうなどは朱海平原戦でも趙ガ龍軍を相手に飛信隊なんかでも普通にあった話なのですが…、

今回に関しては言えば呉鳳明の兵団運用が非凡であったのかもしれません。

一見、だだっ広い平原で突然龍氾軍が登場してきたように見えますが、セントゥーンは何気に呉鳳明本陣軍の中央の最終防衛陣まで侵攻してきていました。

なので、この本陣軍の存在が壁になり最後まで黄金騎士団 光華狼の接近を気づかせなかったのかもしれません。

しかし、龍氾の扱いが馬介に比べて輝かしすぎるっつったら何よ!

黄金騎士団 光華狼とか、名前からしてどんだけ明るいやつらなの?(笑)

一見、全員神妙にしていますが…、

名前からして実は全員テンションが高く、闇夜の中でコイツ等だけリアルに発光してそうな連中です。

行軍最中の夜営時、鳳明にしたって寝るときにどれだけ苦労したか計り知れません。

鳳明『ちょっと龍氾? 寝るとき電気消してよ!』

龍氾『すいませ~んw 俺、寝るとき豆球つけて寝る派なんでw』

鳳明『豆球どころの光じゃネェだろお前らッ!!』

黄金騎士団『あ~!確かに~(笑) アーッハハハハーwwwW』

鳳明『あぁぁーーもう!!(怒)』

…などというやり取りがあったかどうかは謎です。

そして、かつてあの麃公将軍将軍を相手にしたことのある呉鳳明であれば、側撃が成功したこの場の処理は自明でしょう。

対麃公理論に基づいて、セントゥーンそのものは相手にせず、その麾下兵を狩りまくることでセントゥーンを孤立化する…。

軍を削られ丸裸にされるセントゥーンというか、もしかしたらセントゥーンのことですから、ホントに文字通り服を脱いで丸裸で死ぬかもしれません。

そして、予想していた通りここでタイミングよく録嗚未軍が背後急襲までしてきましたね。

って録嗚未? そんなセントゥーンのコトをオカマ野郎だなんていったら、アンタの元々の総大将だった王騎将軍のほうが相当でしたヨ!?(笑)

しかし、セントゥーンにしたってあの録嗚未にトドメ刺さずに放置したらこうなるコトくらいは明白だったハズです。

なので、このあり様一つとってもセントゥーンの戦い方は、剛勇を誇示する戦闘というよりも単なる“投げ遣り”といっていいでしょう。

なんぼ麾下兵が優秀でも、正面、側面、背後から圧力をかけられた千斗雲軍としては、もう内部で大混乱は必至であるに違いありません。

それはそうと、せっかく援軍に来たのに存在感ゼロの項翼と白麓が残念です。

神(作者)的に其処には触れてくれるなというポイントでしょうか…。

キングダムネタバレ-これからが蒙武の本気

蒙武と満羽がドカドカバキバキやり合っているなか、「ホントにあの男は汗明より弱いのか?」と感嘆する蒙武兵に対して、

満羽の側近の一人が、満羽自身は別段、汗明と戦闘したことは無い旨を明らかにしました。

しかしながら、旧在籍国である汨国での対楚戦歴もまた伊達ではないので、弱いとは言い切れません。

ここから蒙武の一撃が満羽を捉えだしました。

満羽は『お前らは追い込まれてから実力を発揮する。』的なことを言っていますが…、

この点、どうにも信などもそうなのですが、実力にムラっ気がるトコロなどは、蒙武とてまだまだベテラン武将の域でもないのかと思わせてくれます…。

もうとっくに若手を指導する側の立場になっていてもおかしくないのですがね蒙武。

いや?そもそも蒙武に人を指導するなんて無理か? 確かにそんな仕事は別の人材がやればいいですね。これは失敬!!

それはそうと、逆になにか蒙武が満羽に指導してもらっているみたいになっていますね…。

で、ここから少しばかり満羽も自分語りを始めます。

『俺もかつては大きなものを背負って戦っていた、だが、今は解放された、楽なものだぞ蒙武…。』

蒙武兵がここで「国が滅んで解放されたと言っているのか?」と吐露しますが、額面通りうけとればその通りでしょう。

しかし、満羽側近からすれば少し実情は違うようです。

孫備なる新衛兵が咄嗟に「バカをいえ、逆だ。満羽様は背負っているものから逆に…。」と言いかけて、仲間から遮られています。

これは暗に自分は重責を自覚して戦っていたが、君主のほうがバカだったら国が滅んだとかそういうコトがいいたいのでしょうか?

そして、何気に今回は図らずも蒙武兵と満羽兵のモブ同士で会話が成立しているのが読んでいて面白いトコロですね。

そのうち蒙武兵がすっかり満羽兵に打ち解けてきて、『いやいや孫備さん?そこまで言ったら話しましょうよ~。』などと芸能リポーターみたいなことを言い出さないか心配です。

満羽がさらに蒙武の実力を引き出さんと攻撃を畳みかけます。

『お前の背負っているものの力を合わせて挑んで来い!今の俺の楽しみは、お前を背負うものごと打ち砕くことだ!!』

そういわれた蒙武の脳裏には戦友 昌平君が…。

読者的には、最初期の読み切りである“楚子と蒙武”が思い返されます。

ここからとうとう蒙武の一撃が満羽の芯を捉え始めました。

キングダムネタバレ-待ってましたギミックバトル!!

絶賛ファルファルファイトで驀進中の騰。

迫られる寿胡王本陣ですが、まさか寿胡王としてもここまで魏軍が秦軍の潰れ役に徹するとは思ってもみませんでした。

で、部下の中からも什虎城まで撤退を進言するヤツまで出てくる始末です。

そして場面は、その什虎城…なのですが…、

あれ?何か既視感を感じます…。(笑)

蛇甘平原の丘で縛虎申に切られたアイツ…。(参照:62話)

山陽戦、蒙豪本陣の背面軍で最初に廉頗を発見したあの二人…。(参照:226話)

『俺、今は守備兵だけど前線に出たら強ェんだぜ。』的なことを言ってるやつらの立場が一転するアレです。(笑)

そして、もったいぶって登場した半面で、見事に準備万端だった魏軍の皆さん。

井覧車…、数が多!! しかも髙っ!?(笑)

って、それにしても寿虎王さん?領域周辺に全く索敵放っていなかったの?

魏軍のやる気がどうこう以上に君たちの緩さ加減のほうに驚きなんだけど!?

もう生きるのに飽きたから、このまま強ェ奴らに始末してもらう気マンマンみたいに見えるんですが…。

― キングダムネタバレ最新657話 以上 ―

次回もこの先の展開について、キングダムネタバレ予想をすすめていきたいと思います。

皆さんの予想やコメントもいただけると嬉しいです。どうぞお気軽に。

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