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キングダムネタバレ最新652話主からの言葉 考察 蒙毅の同盟締結

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(  呉鳳明 作画引用:原泰久先生 作 キングダム第652話 )



「すりつぶせ。」

この台詞とそのポーズ、呉鳳明本人がメチャクチャ気に入ってんじゃねーか。(笑)

このまま合従軍編で不発だった、ホーメイ版の流体導術でも見せてくれたら嬉しいかな。

そして、蒙毅はアレでも一応のトコロ、本陣の指揮権を託されていた軍師だったワケですね。

彼が一体何をしに来ていたのか、ここ2週間ほど謎だったが、もっと早く言ってくれれば「実戦配備おめでとう~!」とか言ってあげれたのに。

実戦での軍師としての活動は合従軍編での蕞攻防戦でも頑張ってくれてましたが、今からでも遅くはありません。魏軍参入の状況を以って再構成した作戦を発動させて、是非ともここで更に一皮剥けてほしいです。

そして戦勝後、ズル剥けになったキミの“大垂”を見せつけるコトで、さぞや河了貂も驚愕するでしょう。

驚愕と言えば今回のキングダムではこの蒙毅と寿胡王まで顔芸に走っちゃいましたね。

蒙毅の顔芸はどこかまだ遠慮気味です。まだまだ恥ずかしさが残っているのか? ここは羞恥心を捨てて壁さんを見習わなければなりません。

戦場では主攻がすっかり入れ変わったような観があります。

秦軍は自軍から見て右の録嗚未が撤退して、左方のホーメイ軍に攻撃力の重心が偏重しています。

対する楚軍は、蒙武と騰に咬み合った満羽と玄右、魏軍への対処に動く千斗雲と寿胡王の軍といったように、各将の両面対処の動きがとられ始めています。

ってうゆーか、先週から気になっていたのですが、寿胡王は何、自分まで城から飛び出ているのでしょうか?

神(作者)共々、城を防御のハードとして利用するつもりが無く、今戦は野戦で決着と見ていいということなのでしょうかね。

それでは今週も詳しく本編の内容を振り返っていきましょう。

キングダムネタバレ-録嗚未は死にません!

騰…?

これは早速、録嗚未をいじっているのでしょうか?

台詞は冗談っぽいですが、騰の顔はマジです。

出現した項翼と白麗の援軍3万。

騰と録嗚未の進軍を出現するなり止めました。

千斗雲が『はァ? どこのどいつだ邪魔しにきのは?いらねえよ(援軍)そんなん!』と言って喚きます。

満羽に至っては、援軍の知らせがあったかどうかすら忘れていてリアクションすら見せません。

項翼たちから見て、秦側の援軍を見ても兵力が少無いのがわかるのか、今回も軽口多めで「あっちの援軍はあれぽっちかよ。」などと罵ります。

しかし、白麗が騰の存在を理由に項翼の油断を制止するのですが、ここで項翼はかつての合従軍戦での臨武君が打ち取られたトキを思い出し、蒙武の前に、騰の首を取るコトの決意を固めます。

もっとも、部隊配置の関係上、先ず項翼たちが標的として狙いを定めたのは録嗚未になってしまった形です。

白麗の弓大隊が素早く展開し始めます。

さて、項翼の側に陣取っていた千斗雲ですが、すでに蒙武軍の側面と接敵しているようです。

『くそっ どうすればいい!? 蒙武を急いで殺りに行くか、ジャマしに来た友軍をぶっ殺してそれから蒙武を殺るか!?』などと語る千斗雲。

明らかにのツッコミ待ちのおふざけなのですが、その最中、片腕での矛の一振りで兵数人を惨殺するほどの技を見せるあたり、強いは強いです。

ってゆーか、こちらの斬り殺された兵士の方々? 一瞬、千斗雲が味方を八つ当たりで惨殺してしまっている様にも見えます。

騰『まずいな、このままでは録嗚未が死ぬ。すぐに。』

セリフの内容はいつものおふざけの騰そのモノなのですが…、それでも顔は全く笑っていません、状況を見たままシビアに受け止める真顔の騰が居ます。

録嗚未軍を狙って、通常の矢の射程よりカナリ遠巻きに矢を放つ白麗軍。

静観する蒙毅とは違い、現場の録嗚未個人の反応は危機を察知しています。

結局、弓矢を奇襲に近い形で喰らった録嗚未軍、ここから騎馬隊で突入を被せてくる項翼たちの挙動を見た録嗚未は、参戦したそばから、直ちに反転離脱に切り換えました。

そして、本陣から死人していた蒙毅は、この録嗚未の挙動の正しさをみて、即座に録嗚未による敵援軍の引きつけを果たしているモノと察知して、全軍退却の指示の本陣発令を指示します。

キングダムキネタバレ-後退は不可能か?

なんだよ!?

蒙毅って見学に来ていたダケじゃなかったんだ?

ここでは戦局そのものよりも、いままでとは打って変わって、何故か蒙毅が軍師らしい仕事をしていたのに驚きました。

予期せぬ敵の援軍による圧倒的に不利な状況、且つ、そもそも同盟が成立していない状況であるコトも鑑みれば、いくら親父の蒙武が無茶だからと言っても、ダメージが拡大する前に撤退を促す指示を発したのは当然だと思います。

また、ここで全体の立て直しを図るコトも大切ですが、何より大将の蒙武を戦線から離脱させることが急務になっています。

蒙毅『急がないと本当に全滅するぞ!』

秦軍の左翼となった騰の方でも、本陣からの退却の鐘の音が響いています。前線の騰としては敵右翼への攻撃を中止することにしました。

しかし、騰は蒙武を持ち場の厳しさを更に詳しく察知している様子です。自軍の退却より、敵中央軍に攻め込んで蒙武の脱出を助けようと試みます。

騰軍が中央軍に転身しようとしたその時、不意に軍全体を横撃した衝撃が走ります。

什虎4将の右翼である玄右がここで行動に出ました。

元々の玄右軍は、蒙武軍を包囲するために全体の向きを中央軍側に向けていたワケですが、騰軍の僅かな挙動に合わせて横撃に繋げた反応の速さは地味に脅威です。

『お前の相手は俺だったろ…。』と語る玄右ですが、改めてみるとホントに地味なキャラクターですね…。

でなんで玄右の見せ場は、今戦これで終了ってことなんでしょうか?

後述するように、今週の652話で今戦の大トリであるはずの鳳明軍団が早々と登場してしまったので、なんか玄右の出番終了の予想は、ホントに当たっているような気がします。(笑)

とは言え、その地味将玄右の指揮に掛かった結果、騰軍自身も蒙武を助けるどころか自軍が後退する切っ掛けさえロストして、交戦せざると得なくなっています。

そのためか、最初から戦っていた蒙武なども、後退できません。

ここまでの秦軍としては、援軍すら中途半端な戦力逐次投入になった挙句、兵数で自軍に勝る相手に、主力二軸である蒙武と騰が半包囲された状況になっています。

蒙毅が『まずい…以下略。』とか言っていますが、まずいどころかもう最悪でしょう。

個人的には、そもそも馬陽編や合従軍編とも違って、蒙武が地均しや足並み揃えずに単純突入を敢行する姿を見て、『何故、連載初合戦の頃よりもバカに戻ってしまってるんだ?』と、彼の退行現象に戸惑いを覚えていたのですが…、

どうにも援軍に来た騰の判断や動きまで、ドコか注意散漫で精彩を欠くようにも見えてきます。

そもそも全部後手のその場対応の動きだから、このような動きになって当然なのは分かるのですがね…。

後述するのですが、この点は、議論のスタートでもある魏の同盟締結が後手になっているコトが原因です。

秦軍将校としては魏軍が参戦していることが大前提の戦闘なのに、魏軍が来るかどうかも分からない情報下で、とりあえずの突撃を強いられたら誰だって上手くいかないと思います。

寿胡王『はー、またしても十のうち一しか出さずに勝ってしまう、なぜこの什虎が各国手出しせぬようになったのか、久々に秦軍に教えてやりろう…云々。』とのことですが…、

いやいやいやいや寿胡王さん…、

この答えを端的に言えば、今回を含めて、今まで誰も什虎を本気で攻めて来なかったってだけの話なんじゃないですか?(笑)

単純に当時の列国の地域戦略。秦軍の優先攻略先が三晋で、その趙、魏、韓も秦に潰されないように立ち回るのが最優先課題であったので、もともと他民族で足並みバラバラの楚なんて相手している場合じゃなかったのが実情なのではないでしょうかね。

それこそ項翼たちが来なかったら、現時点で千斗雲と玄右は、騰軍、録嗚未軍の接敵に直前まで気が付かずに、側面直撃喰らっていたじゃないか? 

だいたい自国領土なのに、何故、戦場に騰軍が出現するまで接近に気が付かないんだ?

普通、マトモな危機管理能力があったら、『(項翼らの)援軍こなかったら危なかったな~。』くらいのリアクションになるのが妥当だと思うのですがね…。

そう考えれば、むしろ現戦況の構成は、禍燐が送ってよこした項翼&白麗軍がいてこその状況なのに、まだコイツ『我ら四人がいる限り“什虎”は落ちぬ。』とかセリフを続けています。

あれ?なんかもう今の時点で、什虎戦にとってホントに脅威なのは、今戦のメインであるはずの什虎4将ではなくて、援軍の項翼たちの方こそがホントの脅威であるようにしか見えなくなってきましたよ…。

蒙武にしたって、まだ満羽と獲物を交えているワケでも無く、何に苦戦しているのか全く分からないけど、とにかく苦戦しているだけしか描かれていません。

でなんで、今戦は秦将だけでなく、什虎4将すら何が強かったのか分からないまま魏軍と鳳明がオイシイを持って行って終わりになりそうな気がしてきます。

キングダムネタバレ-早くも魏軍と呉鳳明が登場

騰軍だけでなく、魏軍が国境に侵入してきた事すら伝令が働かなかったのでしょうか?

イキナリ魏軍の登場です。

先週に引き続き今戦の展開は本当に早いです。

でなんで、やはり前座とヒールと真打が交互に出てくるプロレスの試合を観ているみたいです。

古館伊知郎さんが実況してくれたら、ほんと端的に今回の戦いを分かりやすくまとめてくれそうです。

今回の第652話だけでも、以下の様に当てはめるとピッタリのような気がします。

古館さん「…録嗚未、ロープに手を掛ける、しかしリングにはまだ入らない、蒙毅の指示を確認した。ご覧下さい満羽は中央、蒙武を逃がさす固めてる~、コーレは入ってますねー? いや、入ってますー! あっ〜〜ッと! ガッチリと決まってますがー、こーこで騰が返した~! 返したがコレは騰だけだ~!

蒙毅が騰に続かない! 蒙毅が騰に続かない! 玄右~?玄右が蒙毅を抑えています…! これはっ?山本さん~⁉︎』

山本虎徹さん「はいー、これはね〜、騰だから反応できたんですよね。1人で傘(王騎)を支えて続けていますから騰は~。」

…とまあ、冗談なんですが、何でこんなコト書いたのかと言えば…、

たぶん、戦略とか戦術とか、もうしばらく置いといてもいいんで、ほんとこれくらいの“エンターテイメントショー”を見るくらいの気持ちでキングダムを読むのが、今戦では丁度いい温度感ではないのかな?とか思った次第だからです。

玄右と白麗が異変を感じて攻め時であるにも関わらず、攻撃中止を命じています。

呉鳳明、狂戦死の乱美伯を伴って登場です。

兵力は不明、とりあえず多そう…。

蒙毅と寿胡王が顔芸でコレを迎え入れます。

満羽と玄右はリアクションとれないほど驚いている様にも見えますが、とくに満羽の最初の勢いはどうしたのでしょう?

寿胡王『やればできるじゃんかよ…。』とか言ってます。思いっきり魏軍に本陣まる晒しなのに…。

いや、寿胡王…?

もう、お前から早く狩られてしまえばいいのに。(笑)

録嗚未が一旦離脱して接敵の無い千斗雲が魏軍の対応に促されます。

秦軍では録嗚未の再投入先が…、対して楚軍では項翼と白麗軍が矛先をロストしているので、楚軍が攻撃を止めた後からの、両軍の再構成が気になる展開です。

秦軍としては蒙毅のここから再び蒙毅の差配が関与してくるのでしょうか?

そして、魏軍が登場したことによって、同盟の確認に魏軍から遣わされた将軍の荀詠さんがここで登場してきます。

名前は荀早との関連性を想起させますが、顔つきからして親戚ではなさそうな気がします。

まあ、それこそ蒙家から見たら、全員他人みたいな顔なのですがね。(笑)

この荀詠さん、主の呉鳳明からの言葉を蒙武軍本陣に伝えます。

曰く―、『“秦軍・魏軍で共闘して楚軍を打ち倒す、単純な挟撃でそちらに合わせてやる故、自由に戦え。”とのことだ。』

魏国の同盟受託の確認をする蒙毅。

これにも荀詠は『三年だけだぞ』と端的に回答…。

驚くことに秦魏同盟の締結は両国の玉璽の出番も無しに、現場の若手将軍と本陣預かり軍師の間の口頭確認のみで成立しました…!?

やったじゃん蒙毅! 大仕事できたやん。(笑)

そして魏軍の本陣では…、

鳳明『死ぬほど不本意だか…、秦軍と共闘し楚軍をすりつぶす!』とか言っています。

もうキメ台詞出しているやんけ…。

一体何が“死ぬほど不本意”なんだ!?アンタどう見てもノリノリじゃないか鳳明。(笑)

― キングダムネタバレ最新650話 以上 ―

次回もこの先の展開について、キングダムネタバレ予想をすすめていきたいと思います。

皆さんの予想やコメントもいただけると嬉しいです。どうぞお気軽に。

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