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キングダムネタバレ最新637予想 黄河が補給線、楊端和も包囲突破

投稿日:3月 28, 2020 更新日:

 

(  鄴周辺 作画引用:原泰久先生 作 キングダム第636話 )



田里弥が何も無しで南下してきたので、もう閼与ルートは絶望でしょう。

この時点での北方ルートからの補給は時間がかかりすぎます。

結局、消去法で黄河ルートの補給がネタバレ予想の確定路線で濃厚になってきました。

となると黄河ルートの担い手が一体誰になるかが気になってきます。

また閼与と言う史実ネタを放棄したことにより、創作の後付設定を盛り込みすぎたせいで両軍の作戦展開の無理ヤリ感が半端ないです。

突如南下してきた唐利将軍に、ほとんど兵力を残している舜水樹、開戦時から無傷のコチョウ将軍。

李牧は“無能な社長の下でこんなにがんばっている私…。“的な悲劇のメンヘラ主人公ポジションを獲得してますが…、

その割にはよく振り返ってみると、王都からは堯雲と趙ガ龍、さらにコチョウ将軍が当初から参戦して、新規で北方からも追加派兵してもらっているワケです。

残存兵力だけ見ても趙の動員兵力が充分過ぎるというか、ここまで秦サゲ趙アゲしといてなんで勝てないんだよ!?

特に今回の唐利将軍の逐次投入は1番意味が無い失策です。

『アホか!!』と玄峰師匠であれば棒(回想場面で輪虎を指導していたトキの)で李牧を殴るでしょう。

藺相如が見たら堯雲に『何が歴代最強の三大天だ!』とキレたに違いありません。

そもそも動員可能なら、朱海平原戦に乱入させるほうがはるかに楽で効果が高かっただろうに。

対岳嬰戦開始のタイミングで投入したら秦軍はアウトだったでしょう。

このように、キングダムでは李牧の調整能力がゼロで秦軍はほんとに助かっています。

と言うことでネタバレの王翦の食料難解決策が何であれ…、

その結果には必ず李牧の落ち度と作者の妥協が必ずセットになって実現する代物である事はもはや間違い有りません。

ついアホすぎて前振りが長くなりましたが、本題に入っていきたいと思います。

キングダムネタバレ-黄河水運の担い手は誰だ?

危うく前回のキングダムもコチョウ将軍のお披露目がなかったらただの引き延ばし回でした。

ややもすれば昌平君や介億が登場するところからスタートでも話は済みました…。

さて、冒頭の考察でも述べたように、北方方面にインターフェースになるような部隊が何も存在しないことから…、

もう、介億師匠を囮にした黄河ルートが本命補給というネタバレ筋が濃厚になってきました。

列尾に見せかけて当初趙側が懸念したみたいに、黒羊から太行山脈を突破でも漫画だから不可能じゃありませんが、それをやったら流石に読者も冷めるでしょう。

ネタバレ検証-組み合わせで演出する。

前回の記事【キングダムネタバレ最新636話予想 王翦の食料問題解決策を確定!】では、列尾再突破にせよ黄河水運にせよ、これらのネタバレが実現する上での難点をいくつか紹介しました。

しかし、今回のキングダム635話を読んで前向きに考えてみると…、

いずれも単独では弱点があるネタバレ予想ではあっても、いくつかの着想を組み合わせることで随分見え方が変わってくることが分かります。

ネタバレが黄河水運単体で公開されるよりも、事前に介億師匠が敵に分かりやすく動いていたからこそ、

李牧やコチョウ将軍も黄河方面に気が向かなかった的な理由付けが生まれてきそうな気がします。【それでも趙側が油断し過ぎだろうって話には変りがありませんが。(笑)】

また、李牧達は一応は黄河の制水権にも気は配っていたが、水運の担い手が秦軍以外の第三者に委託されていた結果スルーしてしまったなどの顛末も考えられます。

前回の記事で読者様からコメントを頂きましたが、商人ルートの食料調達であれば、前回に予想した呂不韋と繋がる商人勢力などが例です。

カクカイの息が掛かった買収役人が管理する利水ルートから鄴周辺の流域に近づくでも可能かもしれません。

黄河+商人+政治工作という組み合わせのネタバレです。

ネタバレ検証-担い手はモブキャラでも演出可能

何気に単純に黄河ルートが確定したとしても、その担い手が誰なのか考えると難しいトコロです。

単純に昌平君の配下と考えたら残る人物は黄竜ぐらい。

あと、無理目ですが鄴攻め初頭で食料集積地であった金安での集合会議で、一瞬再登場して消えた土門だったら笑えます。

また、神(作者)としては、今となっては趙軍に、秦の黄河水運をインターセプトさせないぐらいの現実性妥協はしてきそうな気がします。

事実、補給のタイミングも分からないハズなのに、鄴陥落の知らせが来る以前から、昌平君が介億師匠の出陣に踏み切っていたりしています。

キングダム499話で王翦に言われていても、そこまで推し量るのは難しいでしょう。

このような現実性の妥協は、今のキングダムの状況だと仕方がありません。

そうして趙側が黄河流域を、そもそも敵の進入路として警戒していなかったとするなら、別段、水運補給の責任者など神(作者)的にもどうでも良くなるハズです。

なんか考えれば考えるほど、そこまで神(作者)は深く考えていないような気がしてきました。

むしろ、読者様からコメントでご指摘いただいたみたいに、囮になって完全包囲された介億師匠が生きて脱出できるかどうかの方が心配です。

そんでもって、空っぽの俵に驚いている間に介億師匠すら仕留めそこなったら、舜水樹ホントに最後までヘッポコな。

ついでにこの状態で介億師匠を取り逃がすようだと、猶のコト桓騎には勝てないぞコチョウ将軍。

ネタバレ検証-史実との設定の違いの大きさ

ここで振り却ってみると神(作者)にとって閼与とは何だったのでしょう?

史実の鄴攻め主軸であった閼与制圧は、キングダムではそっくり鄴攻めの大部分である朱海平原戦に書き換えられてしまったと考える他は無いような気がしてきました。

個人的にはそもそも古代中国の戦争で、かつ、史実では秦軍が圧倒的に優勢だった鄴攻めに…、

近代戦争の概念である兵站を当て込み、同時に何故か弱いことになっている秦国が異常に強大な趙国内で苦戦するという設定に持っていったコトに大きな無理があったように思えます。

また、史実の上では王翦がどのような経路で閼与含めた鄴に向かって進軍したのか分からないので、太行山脈と黄河の間をの列尾を通ったとするキングダムの侵入経路自体が創作のハズです。

つまり、有体に言えば合従軍編や蕞攻防戦などと比べて、今回の鄴攻めでキングダムの何が狂ったかと考えれば、ベースとなるの史実部分の扱い方で大きな乖離が生じていたように思えてきます。

キングダムネタバレ-楊端和が黙って待ってるワケ無いだろ!

休息を十分とった楊端和が包囲されたくらいで黙って待っているハズがないでしょう。

どの道、秦に帰らなくちゃならないワケですので、楊端和軍の撤収方法もネタバレ顛末として考えておきます。

現在の楊端和は犬戎眷属を糾合してしまった結果、彼らの子女までも保護する責任が伴ってきます。

なので、単純に秦側に帰りたくても犬戎たちを遼陽に置き去りにしたまま撤収するか、非戦闘員である犬戎の家族も引き連れながら趙軍包囲の突破を図るしか方法はありません。

そう考えると、ネタバレしては最低限の補給物資を携えて楊端和軍だけで遼陽城を単独脱出するほうが現実的です。

同時に犬戎軍は、そのまま遼陽城を拠点に包囲する趙軍を牽制する方が、より容易に楊端和が脱出しやすくなります。

この点、舜水樹が壁の管理する秦軍食料を焼いたトキと同じように、

遼陽城周辺に張り巡らされている地下経路が包囲脱出に使われる可能性がカナリ高いと思います。

舜水樹とロゾが話していたとおり、もとより対趙軍を想定して設置された抜け穴なので、神(作者)もこのネタは再び活かせるんじゃないかと思います。

まあ、そうは言っても舜水樹が遼陽での敗戦経緯を反省の意味も込めてコト細かく李牧に報告してれば防げることなんですがね。

絶対にそこまでやってないでしょう、舜水樹。

― キングダムネタバレ最新637話 以上 ―

次回もこの先の展開について、キングダムネタバレ予想をすすめていきたいと思います。

皆さんの予想やコメントもいただけると嬉しいです。どうぞお気軽に。

Twitter:しんいち ダム垢(@takikomigohande

前回の予想⇒キングダムネタバレ最新636話予想 王翦の食料問題解決策を確定!

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