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キングダムネタバレ613予想 腐れ縁、李牧と龐煖の約束。

投稿日:8月 31, 2019 更新日:


(龐煖  作画引用:原泰久先生 作 キングダム第612話 )

20年来って言ったら、もう腐れ縁と言っていいんじゃないでしょうか。

李牧と龐煖、そんなに仲良さそうには見えなかったのですが、それだけに案外、彼らのように利害が一致しつつも、普段の関係ないときは、疎遠と言っていいほどの距離感のある人間関係などのほうが長続きするモノなのかもしれません。

実際の人間関係でもそうですが、「私たちズッ友だよね♡」とか言い合ってる、アホ共ほど信用が置けないのと真逆の距離感と言えるでしょう。

さて、前回の考察記事では、急に神(作者)が取って付けたような、後付けの過去設定なんじゃないのか?などと書きつつも、それはそれとして確かにこの二人が最初に出会った時のって、一体どんな状況であったのか?

あるいは、年齢不詳のこの二人がですが、単純に20年前にどんなツラしてをしていたのかという観点だけでも、けっこう気になってきました。

そして今回は特に、李牧が龐煖に対して思い出させるように、語り出した“初めて会った時に交わした約束”って一体何なのだろう?という部分が一番気になる部分であります。

まあ、その日に初めて出会った相手の約束ゴトの内容に、20年もの間、素直に期待して過ごしてきた龐煖って、ある意味でスゴク純粋な奴過ぎて滑稽にも思えてきます。

何故そこだけ、そんなにイノセントワールドなのでしょうか?

恐らく、それも武神としての性なのでしょう。

龐煖がア〇ウェイとかのネットワーク商法などにハマったら、間違いなくとんでもないエネルギー量で活動しまくることでしょう。

もしも、龐煖にお母さんがいたら、「龐煖!アンタ、あの李牧って男に騙されてんだよ!」などと言われていたかもしれません。

ってゆうか、李牧自身が「答えを導く者」とか言われて、結局それに龐煖が自ら乗っかっている時点で、

李牧としては自分の戦いに龐煖が必ず釣られてフラフラ出てくるのは最初から織り込み済みの強制イベントであったことが確定します。

対劇辛将軍、対麃公将軍にしても龐煖の存在が無ければ作戦面でも結局のところ戦争に勝てない李牧と合わせて、見事な共依存体質を形成しているこの二人ですが、

もしもここで武神がキングダム退場となってしまえば李牧も新しく武神の代わりを調達しなければなりません。

この点で考えると、神(作者)が司馬尚まで龐煖と同じようなキャラポジで新三大天を描き出すとも思えないので、ここから武神の最後の戦いが描かれるとすれば、この先の余白の大きい司馬尚のキャラ形成に関しても少なからず影響があるように思えてきます。

キングダムネタバレ-第612話のおさらい




第612話本編考察⇒【キングダムネタバレ最新611話 答えを持つ者 考察】

第612話の予想⇒【キングダムネタバレ最新612話予想 糸凌と倉央、死してアモーレ】

敵本陣に迫る糸凌。

カイネが防衛に駆け付けるも間に合いそうにありません。

とは言え、多くの読者の心象としては、ほぼ単騎突撃に近い状態で突出した糸凌の命のほうが心配だったと思われます。

そして、ここで武神龐煖が登場します。

どういった侵入経路で今の戦場にやってきたのか?

誰がどう見ても目立つこの大男の存在に、敵味方誰も彼の接近に気が付くことなく、ド派手に秦の騎馬兵を撫で斬りにして再登場。

これには糸凌の騎馬の足も完全に止められてしまいます。

それでも、彼女としては三大天上等なので、切り伏せにかかりますが、ここから龐煖が突然エキサイトして、いきなり絶叫してしまい、糸凌の馬が本能的にビビッてしまって制御することが出来なくなってしまいました。

結果的に糸凌は自分の馬に助けられた形で、自軍の後方に立て直しに戻りました。

龐煖としては、たとえ強敵であったとしても、ここでの糸凌には興味を見せません。

自分にビビる趙兵を相手に、李牧の居場所を怒気丸出しで問いただします。

さて、王騎の矛を継承した信を狙って登場したと思われる龐煖ですが、その信を一旦後にしつつも、先に李牧の元に現れたのも意外です。

そもそも、李牧からの参戦の知らせも聞いていないハズなのに、一体なんの用でしょうか?

曰くー「李牧、答えをもらいに来たぞ。」とのコト。

李牧もそれに答えて、「分かっている、約20年前に“初めて会った時に交わした約束”を果たす日が今日です。」と語ります。

そして、その答えを持つ者こそ、王騎の矛を受け継いだ、飛信隊の信であることを、暗に武神に示して諭します。

さて、その信と飛信隊ですが、趙中央軍への突撃に際して、防御のために配置されていた金毛軍と対戦している最中です。

金毛軍が慶舎の仇の為に士気が高いコトに加え、かなりの兵数の李牧兵が金毛軍に編入されている為に、飛信隊もこの最後の敵の防陣を抜き切ることが出来ません。

この状況を後方で見て取っていたのが、亜花錦と段茶さんです。

曰くー、「戦力が足りていない」と状況を見抜く段茶さん、即座に大将代理として亜花錦に半数の指揮を委ねて飛信隊への援軍を指示します。

亜花錦としても、そうなれば段茶さんが残りのたった半数の兵力で、今まで彼らが抑えていた馬南慈が指揮する(岳嬰残軍含む)軍の全てを封じなければならないことになるのを示唆します。

そして同時に、「ちゃんと分かっているのか?」とさり気なく上司をバカにするのも忘れません。(笑)

しかし、あくまで飛信隊に攻めさせて李牧を挟撃できねば秦軍の勝利が無い事も事実。

勝利の為こそを「ここは儂に任せて行け!」と語る段茶さん。

亜花錦もその意を得て、金毛軍の元に馳せ参じます。

キングダムネタバレ-約20年前って?




王騎の死が始皇3年、そして今の鄴攻めが始皇11年。

龐煖が初めて登場して、王騎に敗れたのが、始皇3年前から遡って9年前の出来事ですから、武神龐煖が秦側に認識されてから実に16年の期間が発生しています。

このキングダム第612話での李牧は、あくまで約20前という風に、“約”とばかりに年数をボヤかしているのが、李牧と龐煖の出会いのヒントになるかもしれません。

・振り返る第165話

まず、結論から言うと、前回の考察記事で書いた通り、約20年前に李牧と龐煖が出会っていたという話は、完全な後付け設定です。

しかも、龐煖自らがキングダム第165話で、馬陽戦を前にして初めて李牧から自分にコンタクトを取ってきたという言質も残しているので、作品上の整合性にも完全に瑕疵が残ってしまいました。

作品本文の引用でも「李牧という男の使者が現れた」とあるとおり、どう見ても面識のある者同士の表現が取られていないことが明白なので(参照:165話)、

神(作者)としても、李牧と龐煖が初めてキングダムに登場した15巻、16巻あたりの話では、この馬陽戦が始まる数か月前後で、初めてこの二人が会合を果たしたと設定していたものと推測することが出来ます。

・武神がボケていたと仮定

ここで無理くり、165話での武神は王騎との勝負のあまり、単純に言葉を選び違えたのか?

あるいは、それ以前に李牧と会っていたのにも関わらず、すっかり彼のことを忘れていたとしたら、この手の整合性の瑕疵は修復できるかもしれません。(笑)

それを前提に話を進めるとしたら、李牧の語っている役20年前とは、キングダム内の何時ぐらいの頃の話であったのか想定してみるのも可能です。

上述の通り、あくまでも“約20年”という概ねの範囲で納まる時期でいいと考えるなら、四捨五入で、16年前のキョウ襲撃事件(参照:第164話)の頃の少し前ではないかと想像できます。

こうして考えてみると、すでに神(作者)自らによって、時系列の整合性がグダグダになりつつあるので、例えば飛躍にすぎませんが164話のキョウ本営襲撃事件も、もしかしたら李牧が龐煖に教唆して発生した悲劇であったとかの状況も考えることが可能です。

ただ、そうなると、その時点で李牧ももはや、軍師でも戦略家でもなく、武神という暗殺者を派遣しただけの手配師に過ぎなかったという、実にショボい顛末にしかならないので、あまり好ましい展開にはならないのですがね。

たた、それでもいづれにしても、今回の612話の言うとおり、すでに李牧と龐煖が、あの165話で描かれた王騎と龐煖の初対戦の以前に、面識があって、さらに武神である龐煖に対して、より強い何を戦場に求めるべきであるという指向性を求めていたと考えるならば、かなり大きくで、165話での王騎やキョウとの過去の対戦の意味が大きく変わってくるように思うのです。

あと、もちろん、李牧も龐煖も役20年もの間、同じ事ばかり繰り返しているばかりで何も成長していなかったのだと思います。

キングダムネタバレ‐“初めて会った時の約束”とは?




これも、端的に言えば、李牧が「私についてこれば、より強い敵とまみえることが出来ますよ。」(棒読み)的なコトを囁かれて、そこから武神マリオネットが完成したとかそんな程度でしかないような話だと思います。

そうでなければ、今更この二人の関係に他に何が必要なのかって話でしょう。

また、この時点から約20前と言ったら、今回参戦している紀彗たちが離眼城の壮絶な世代交代を果たした頃(参照:463話)でして、善満なる邯鄲から派遣された将軍の側近と思しき地位で、離眼と暗何の勢力双方の仲裁に入っていました。

なので、その頃は趙北部の雁門ではなく、中央の戦場で李牧は活躍していたのでしょうか。

また、キングダム連載以前の読み切りタイトルであった「李牧」では、カイネを相手に以前の李牧はややもすれば、信のような武将で、感情に身を任せて、多大な犠牲を払って敵本陣に突撃する未熟な武将であったことを暗に説明してるので、

例えば、昔の激しい性格だった頃の李牧と龐煖が、偶然エンカウントした結果、ガチバトルをして、その勝負の後に「もっとスゴイ敵を見せてやんよ。」とばかりに武神龐煖を戦場話ワールドに引きずりこむキッカケになったのかもしれません。

キングダムネタバレ‐亜光が復活する?

それはそうと、李牧と龐煖の過去編、それって上述のとおり神(作者)の設定の捻じ込みミスの疑いが強く、本来のストーリー上の本筋とも違うとも言えそうなので、

ここでは、本筋に戻るという意味での現在の進軍の一番の急所になりつつある段茶さんについて、記述を進めます。

ぶちゃけ、ここで段茶さんが死にかけになるまで、追い込まれまくって、「やべ~、亜光軍抜かれて、飛信隊の背後やられる~。」ってぐらいまで追い込まれたら、亜光復活のためのピンチ仕込みとしては十分じゃないでしょうか?

段茶さんたちは、別に馬南慈を打てずとも、ただ単に、このモップ将軍を追い払うだけでも戦果と言えるのですから、ある意味、花は飛信隊に持たせる意味でも、多少回復した程度の亜光復活させて馬南慈を撃退させるぐらいなら、邪魔にはならないのではないでしょうか?

また、そうではなかったとしても、現在は堯雲を打ち取った直後で、おそらく王賁本人のけがの応急処置、さらに部隊の修復、再編に努めている玉鳳隊も健在であるので、後方に馬南慈が居て飛信隊の背後を狙っているといっても、今更それほどの危機に発展できる要素でもないと考えられます。

― キングダムネタバレ最新612話予想  以上 ―

次回もこの先の展開について、キングダムネタバレ予想をすすめていきたいと思います。

皆さんの予想やコメントもいただけると嬉しいです。どうぞお気軽に。

Twitter:しんいち ダム垢(@takikomigohande

第612話本編考察⇒【キングダムネタバレ最新611話 答えを持つ者 考察】

第612話の予想⇒【キングダムネタバレ最新612話予想 糸凌と倉央、死してアモーレ】

第614話の予想⇒【キングダムネタバレ最新614話予想 李牧、傅抵で王翦を討つ。】

第614話2の予想⇒【キングダムネタバレ最新614話予想2 傅抵の投入先が飛信隊だったら?】

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