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キングダムネタバレ 最新第584話 数十騎 考察

投稿日:12月 20, 2018 更新日:

(王賁 作画引用:原泰久先生 作 キングダム第582話 )


王賁の驚いた顔ってのも珍しい。そんな年の瀬。

ココにきて秦軍右翼、大将格の亜光が居ないことが響いてきたように思える。

飛信隊へのけん制として、岳嬰軍残党の動きによる、尭雲と雷雲の動き隠し。

飛信隊と玉鳳隊がどれだけ強力な部隊であっても、右翼全体の戦局や敵の仔細を掌握するような余裕はない。

せめて、信や河了貂が見失った尭雲の動きの意図に、少しでも察知できることを祈るばかりである。

そして、趙軍としての最強戦力はやはり、この雷雲の連中でしたか。

李牧直下軍のなかでも、この連中より強力な設定の部隊はいない。ここでどれだけ秦軍が窮地に立たされているとしても、中央軍を含めた趙軍の現有戦力の中でこれ以上、強力なカードは存在しない。

ある意味で、李牧は戦力としての切り札は出し切った。という底は見逃してはならない。

しかし、飛信隊と玉鳳隊を定数比較して、少しでも戦力の劣るほうから削減していくという考えは合理的であったように思う。

また、よくよく考えたら、本能型っていうのは未だ結局、謎設定なわけだが、将の相性を加味したうえで、趙峩龍に噛み合っている最中の王賁に尭雲をぶつけるのは有効でしょう。

ただし、今回は李牧がそれなりに考えたという以上に、これで玉鳳隊がピンチ一色になれば王賁も王賁である。仲が悪いからって信やら河了貂から、敵の情報を共有しなさすぎじゃないか。

何気に今回初披露した、“連結剛力“を駆使しただけでなく、この趙軍最強カードの“雷雲”を当初の2千騎から3百程度まで削減した羌瘣、まさしく鬼である。(笑)




キングダムネタバレ-三軍連動



以前書いたキングダムネタバレ581でも論究しましたが、後ろの予備隊に編成されたのか?それともほかの左翼三将の軍に再編成されたのでしょうか?情報がまったくでてこないので、脳内補完するしか無かったこの岳嬰軍。

信も河了貂も、あくまでも9日目の当初の目的は岳嬰の首をスッ飛ばすだけではなく、彼の指揮する岳嬰軍そのもの再起不能にするまで叩き潰すことが目的であったわけですが、当日の亜光軍の危機的状況の為に、岳嬰本人を討伐するのみで戦果が止まり、結果、このような形で李牧に使い道を残してやるような状況になっています。

キングダムネタバレ-異変に気が付いた信




上記のように、秦軍右翼全体に対する目くらましとして、見事に機能した岳嬰軍ですが。

彼ら本人としては、今回突撃する時点で、彼らなりに本気で岳嬰の、引いては慶舎の仇と取るつもりで、飛信隊に突撃を敢行したのだとは思います。

キングダム考察-まだ強くなる羌瘣隊

その相手が羌瘣で、彼女の指揮する直属部隊が、彼ら岳嬰軍と我々読者の予想をはるか上をいくリアクションをみせます。(笑)

連結剛力!!

はい、すごいです。(笑)

目測にして、人間が10メートル以上跳ね上がるほどの反作用を敵に反射する荒業です。

羌瘣とその直下部隊の活躍で、一瞬にして無力化してしまった岳嬰軍ですが、その間に尭雲と雷雲が馬南慈軍の後衛のさらに後方をすり抜けて、趙峩龍軍方面にまで通り抜けてしまったことがわかります。

尭雲の指揮する意図を、同じ本型武将である信も読み取れるはずですが、全く自分自身に敵意を向けてこない、尭雲に狙いを感じ取ることができない為に、その対処の矛先を急に見失ってしまった状態になっています。

何気に、今回の信の状況を考察すると、キングダム合従軍編のヒョウ公も、桓騎の“空かし手“に業を煮やした慶舎も同じように、

敵意を見せないようにするという手段は、キングダム世界の中で本能型武将を相手にするうえで、一定の混乱と、方針の喪失をもたらすという意味で非常に重要な一手になることがわかります。

キングダム考察-対処への発端




しかしながら、この場面、重要なのはそれだけではありません。

今回の羌瘣指揮による連結剛力による対岳嬰軍への初動の早期決着によって、極めて早い段階で、尭雲が対飛信隊戦線から消えてしまったことが判明しています。

少し小高い場所に馬上に立って、尭雲の動きを監視していた邦馬さんというモブキャラから、尭雲が消えたことが信に報告されます。

また、この時点で信本人も、自軍に対して、右方に尭雲が動きをみせたものの、別段、その動きは羌瘣を狙って動きを見せたものでないことを明確に感じ取っています。

そしてここで、どうして尭雲がこのような作戦行動に出たかを、回想シーンから説明するカイネが描かれます。

まあ、遡ってキングダム583話の開始直前の様子の彼女を描かれたものなのですが…。

それにしても、目上の人間相手に、タメ口で話すという、何とも言えない態度の大きさが非常に気にかかる話っぷりです。

振り返って前回の、583話を読み返してみると、「―以上が、李牧様の助言です。」などと、普通に敬語使えていたのに、なんか本編を見ると、尭雲がないやら不吉なことを言ってしまうか、言わないか関係なしに、最初から機嫌が悪くてキレていたとしか思えません。(笑)

キングダムネタバレ-雷雲、確かに全滅してたわけじゃない。



我呂なんかが、「トキドキ出てくるこの精兵騎馬兵強エェ!?」などといって驚愕しつつ戦っていたので、なんやかんやで、去年の初登場時に散々、元趙国の最強兵団として崇めたてられていた雷雲たちも、羌瘣無双の549話でカナリのダメージを被っていたでは?ともとれる状況演出だったのですが、なんやかんやで、かなりの人員がこの朱海平原13日目の戦闘で健在なようです。

それとも初登場時は2千人規模の兵団として残存していたはずですが、羌瘣無双の回で、今話で登場した300騎まで健在数を減じてしまったと捉えるべきかは判断に苦しいところです。

まあ、一応、現存趙軍の最強部隊という設定なので、急遽、現場判断で足止めに入った関常隊千人隊とのパワーバランス調整の意味もあって、300騎に調整されていた。

また、岳嬰軍に目くらましさせて、秦軍の目を盗める規模に抑えることと、作中にあるように、王賁と玉鳳隊が数の規模で油断を生むことも計算して300騎へと調整されたと考えるべきでしょう。

そうとなれば原先生としても、飛信隊が残る戦線にも、ある一定数の雷雲が残存じているという形で、趙軍側の補強設定もまだのこしている可能性があると言えるでしょう。

尭雲が初参戦したキングダム541話の時点だと、かなりの実力者が温存されていただけなのかもしれません。

ただし、現在、雷雲が対峙しているのが飛信隊ではないとはいえ、手練れの関常軍が相手で、宮康、松琢などは雷雲兵といえども確実に屠っていく実力を持っている様子がわかるので、ここから尭雲が王賁と対峙してからどの程度粘るかによって、尭雲側にとってもリスクがどのように変化するか気になるところです。

 

あとは、王賁個人の武と、彼の側近や身辺兵の練度がどこまで尭雲と精兵の数十騎にたいして粘れるか?ややもすれば、王賁討ち取られの顛末まで、バトルシーン一つでかなりの期間戦いが描かれるかもしれません。

いずれにせよ、兵糧残設定をカナリ追い込んでしまったことにより、バトルの結果次第になってしまったキングダムなので、ここはカナリ深堀されるでしょう。

キングダムネタバレ 最新第584話 数十騎 考察   以上

次回もこの先の展開について、キングダムネタバレ予想をすすめていきたいと思います。

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