(楊端和 作画引用:原泰久先生 作 キングダム第567話から)
なんで1日に二回も包囲喰らってんだよ?
これワザとじゃなかったら絶対バカだよ楊端和。
今回で見せた壁さんの新境地“壁サンドバックモード”
相手に殴らせてストレスを発散させて、
心も頭もスッキリさせることが出来る新技!
キタリもメラ族も切り換え早くて良かったけどね(笑)
9月2日から始まる平成最後の仮面ライダーは、
仮面ライダーバジオウ!
ではなく、仮面ライダージオウ(時王)
キングダムネタバレ第567話 端和の選択 考察
散々ブネン軍に追い回されて、
傷だらけのどんより雰囲気の壁軍の皆さん。
そんなキングダム567話の冒頭ですが、
秦兵がメラ族の一人に傷の手当てをしている姿が、
何か分け隔てを無くした感じがしてイイ感じ醸しています。
壁さんも傷の手当てをしている最中でしたが、
気絶していたキタリが意識を回復したと仲間から一方がもたらされます。
で?
そのキタリですが、
メラ族流の伝統的な応急医療でしょうか?
何やら、身体の傷口と思しき部分に花やら羽が当てられており、
傷の手当とは思えないほどのゴージャスな寝かしつけられ方から目を覚まします。
流石、楊端和と張り合うほどの意識の高さを持つ女子です(笑)
そんな介抱をされていたにも関わらず、
目を覚ますなりわめき散らすキタリですが、
ポナンの訳語曰く、
「なぜ自分が生きている?カタリの仇を取らず何故みんな生きながらえている!?」とのことで、
早速、壁さんの姿を目にするなり、
予想できた事ではありますが、
彼の責任をなじりにかかります。
曰く、
「お前らの戦争でカタリは死んだ、お前らの戦いでお前らが弱いから死んだんだ!」と。
カタリを返せ!と喚くキタリですが、
コレを長く続けると、哀れを通り越して見苦しいです。
むしろ、戦士としてのカタリの誇りに泥を塗っているも同然です。
しかし壁さん、
キタリ同時に非凡であるコトを知っているため、
敢えて同情や自身の反省の表明などとして、
ここで敢えてメラ族の雰囲気に同調することはありませんでした。
端的にキタリの気絶していた間に起こっていた状況を述べ、
ポナンに訳させます。
カタリを失った後の退却の様子と、
ブネンの追撃、
既に軍力が半減していることに加え、
現在、脚を止めているブネン軍の追撃再開も、
すぐに予想できるであろうことを。
壁「メラ族の戦意は、士気は完全に失われている、このままでは敵の次の攻撃には耐えられない。」
「今、メラ族を支えられるのは、次の族長であるキタリ殿だけなのだ!」
そして、
ココからは、キタリの自問が始まります。
カタリとの回想、
壁の言葉が届いたというより、
既にカタリからリーダーとしての資質と方向性が植えつけられていたのでしょう。
そうであればこその、
キタリの精神の切り替えの早さです。
キタリも気持ちの切り替え早すぎだろう!?
とも、思いましたが、今更、戦争やっていて、仲間の死に数週間も立ち直りを費やされるよりかは全然マシなのでコレでヨシとしておきましょう。
キタリは新族長の言葉として伝令を発令。
これまでの急速に区切りをつけさせ、部隊の再編成にかかります。
ここで初めて、壁のコトをやっと一人の相手として話してもくれたキタリ。
「壁将軍」と口にしたことは、
ある意味で壁の柔らかさに甘えていた部分から卒業できた証拠でもあるとおもいます。
「カタリの死を忘れることなどひと時も出来るわけがない」
「怒りを胸に立て直し、ブネンの首をねらう!」と宣言
キタリ一人に戦わせておいて、意気消沈していたメラ族の先進も、
ここで時間差を置いてか、彼女に呼応して再び立ち上がります。
こいつらの切り替えも、軽すぎてキタリ以上に浮足立っていないか?とも思いましたが、
そこもキタリ同様に目を瞑って読んでいかないと、やはり話が進まないので、妥協してでも読み進めるしかありません。
ネタバレ-1日に二回も包囲される楊端和。
何も考えずに犬戎たちに誘導されたなら、
もうバカとしか言いようがないです。
ロゾの言う通り、地形理解には犬戎軍に有利なのは分かりますが、
いままでの8日間で周辺の地形の把握や斥候の配置などもしていなかったのでしょうか?
今の、追い込まれた包囲が、楊端和自身の釣りでなければ、
そこまでの準備すらする余裕が無かったという事なのかもしれません。
楊端和はあくまで勝利を目的に戦っている以上、
いまの状況は楊端和自身が狙って作出された状況と考えたいです。
ただその反面で犬戎軍、
楊端和たちを逃げ場のない壁面に追い詰められた状況で、
公孫龍がなにやらモノローグでギラついています。
また、
ロゾと舜水樹のような中枢要員も一か所に集まっています。
前回のキングダムネタバレでも紹介したように、
この際、作者が伏線にこだわって、
多少エンポ爺と猿手族が何かをやらかしても、
今、この場所で楊端和軍が押し切られてしまえば全く意味がありません。
遼陽城は今は、もぬけの殻同然という状況を考察から、
城郭占拠や人質解放の予想も可能ですが、
それをやっちゃうと、
これまで検証してきたように、
作品としての考証性も乏しく、一つの無理な伏線の為にカナリの整合性が台無しになるので、
当キングダムネタバレでは下策の部分の予想として扱い続けています。
結局は野戦でいかに勝つか?
それがテーマに描かれなければ、ここまで山の民にこだわって戦線を描き続けた意味が無いような気がします。
まあ、誰が見ても楊端和軍の状態が“背水の陣”の劣化コピーであると連想出来たコトは容易に想像がつきます。
いまさら誰でも知っているような“ことわざ”にもなっているような有名戦術の焼き直しでヒネリの無い根性論みたいな戦闘が描かれてもガッカリなんですが、
そうなれば、山の民などは、犬戎に設定補正という高下駄を履かせてやって、そこまで本人達を弱らせるでもしないとパワーバランスが取れなかったと考えるするしかないでしょう。
キングダムネタバレ第567話 端和の選択 考察 以上
次回もこの先の展開について、キングダムネタバレ予想をすすめていきたいと思います。
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最深の予想記事⇒【キングダムネタバレ568決着と次の展開の楊端和軍】