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キングダムネタバレ560 李牧の失敗と王箭の逃走

投稿日:5月 26, 2018 更新日:

(信と王賁 作画引用:原泰久先生 作 キングダム第559話から)

亜光が生き残ったら李牧の作戦って完全に失敗したことにならないか?

キングダム538話で活躍した亜花錦が敵からノーマークだったのは幸運だった。

キングダム名物の”王箭の逃げ”が炸裂!

5月31日ヤングジャンプ掲載予定、キングダム第560話についてネタバレ予想しました。

キングダムネタバレ第559話おさらい



5月24日ヤングジャンプ25号掲載キングダム。

本バレの詳しい考察はコチラ【キングダムネタバレ559(2)考察 亜花錦の機転】

亜光は何としてでも生き延びなければならない。

その執念が爆発し、馬南慈と尭雲の二人の矛を弾き返して修羅の如く奮戦する亜光。

しかし、予想以上の強さで抵抗を続ける亜光だが、二対一の状況では手数に劣るため、すぐに亜光が劣勢になっていく。

岳嬰軍の側面から突撃の機会を狙っていた王賁に亜光危機の急報が入る。

関常を飛信隊の助攻に残し、

岳嬰の首を信に託した王賁は亜光の救出に駆け出す。

ここでの“信”と書いて“あいつ”と呼んでいるシーンは非常に熱いです。

王賁は亜光の生存が間に合わずとも、骸だけになっても助け出すつもりである。

そしてなおも馬南慈と尭雲の両将を相手に死闘を繰り広げる亜光。

馬南慈の兜を砕く会心の反撃を見せるも、明らかにダメージの蓄積は亜光の方が大きい。

亜光の後頭部を馬南慈の強打撃が襲う。

受けた亜光の兜も粉砕され、一撃を受けた頭部には危険なダメージが見られる。

しかし、

尭雲が最後の一撃を放つ刹那、蛇矛を振るい亜花錦が踊り出た。

匕首を使い、馬南慈と尭雲の動きを止めた亜花錦は、間一髪で亜光の身柄を確保する。

王賁の救援はこの状況にどれほど功を奏するのか?

亜花錦は亜光を抱えたまま、どこまで粘れるのか?

亜光将軍の凄さと秦軍モブ兵との無力感の落差が激しすぎて大きなストレスも感じたキングダム558話でした。

キングダムネタバレ560 李牧の作戦また失敗?




まず、趙軍の立場でこれからのキングダムネタバレ予想を進めると、

李牧としては一番注意するべき王箭の監視もせず、亜光の首を狙って秦軍右翼を中心に戦ってきました。

しかし、ここまで部下の持場に肩入れしておいて、狙いの亜光を取り逃がすことになれば、李牧の作戦はカナリ恥ずかしい空振りに終わってしまうコトになります。

ネタバレ-馬南慈がいい加減すぎる。

李牧の立場を分析すると、

微妙に距離感のある年上の部下を持ってしまったような、中間管理職の悲哀があります。

何故ならキングダム559話までの戦いをよく見ると、

馬南慈は部下としてカナリふざけた野郎だった、という事が分かります。

まず、キングダム559話では

あそこまで亜光を追い込んで仕留めることが出来ないなら、せめてもっと危機感を持つべきでしょう

ほぼ確実に仕留められそうな、キングダム558話の最後の挟撃を防がれて、

二対一で戦える絶対的優位な状況が長時間続いたにも関わらず、

結局、手の届く範囲から亜光を亜花錦に引きは離されてしまったわけです。

さらにキングダム第555話では、「秦軍とやり合っても、匈奴相手のトキと違って本気が出せない。」などと愚にもつかないコトを言ってます。

正直、なんの言い訳にもなりません。

正直、李牧も部下である馬南慈を掌握しきれているのでしょうか?

雁門から連れてくる時点で人選ミスしてないか?と疑いたくなってきます。

思ったよりも亜光が凄かったといえばそれまでなんですが、

それなら手を抜ている場合じゃないだろ!?と、カイネが見ていたら本気で怒りだしそうな状況です。

ハッキリ言って李牧の率いる趙軍は、肝心なところで詰めの甘い失敗が非常に多いです。

亜光がここまで追い詰められたのも、馬南慈に授けた作戦による威力よりも、作戦はあくまでキッカケ程度の効果で、むしろ尭雲の突破力に頼った部分の方が大きいと思います。

正直、単独部隊でキングダム557話の亜光軍の“節”を使った陣を突破できても、尭雲の突撃が無ければ、馬南慈は亜光と虞寧さんに絡め獲られたでしょう。

そして、さらに言うと、馬南慈の兜は飾りは何だったのか?

頭にモップを乗せるという奇習が雁門で流行っていたのでしょうか?

亜光がキングダム559話で壊してくれて良かったと思います。

キングダムネタバレ予想としても、

次回キングダム560話の亜花錦の立場を見れば、亜光を守りながら馬南慈と尭雲から逃げ切れるかが問題になります。

その点、馬南慈の自信過剰な態度は、亜花錦にとって大いに利用できる余地があると言えます。

ネタバレ-李牧の詰めが甘い

仮に亜光を取り逃がしても、

李牧は亜光軍全体に相当なダメージが発生していると考えるでしょう。

実際に副官の虞寧が死亡し、亜光本人が指揮を執るコトが出来ないほどの重傷を負ったコトも考えると当然だと思います。(※もっともキングダム世界では、常人の物差しなど全く意味がありませんが。)

また、王箭直伝の鉄壁の防陣を破った際にも多くの秦兵が葬られたのも確かです。

しかし李牧としては、兵糧で勝る現状において本来採るべき作戦は、待ちによる持久戦であったハズです。

まるで、楊端和軍と対しているロゾと舜水樹達のように、本来待ちに徹すれば勝てるはずの局面で、不必要な戦力の消耗がなされているという点で、同じ失敗が朱海平原でも発生していることが分かります。(キングダム554話 参照)

このまま信が岳嬰を討ち取り、岳嬰軍にも損耗を与えてしまえば、秦軍優位とまではいきませんが、結果的には秦軍にも攻め手が増えることになり、朱海平原の戦いは余計にもつれることになります。

そもそもキングダム555話で、

何故、李牧が亜光軍の軍議を見てきたかのように「今日あたり秦軍が仕掛けてくるでしょう」などと、飛信隊と玉鳳隊の奇襲を予見出来たのかも大いに謎なのですが、【キングダムネタバレ558参照】

それならそうと、

李牧はこういった人知を超える超能力のような頭脳パワーを発揮できたにも係わらず、実行に移した作戦自体は詰めが甘いです。

今回に関して言えば、

亜光軍の“節”の仕組みを馬南慈だけなく、尭雲と趙我龍にも伝えておかなかったのは失敗です。

正直、それだけの情報伝達を怠らなければ、三軍で一度に亜光軍の防陣を崩すことが可能になり、さらに趙軍の優位性が格段に上がったと思います。

そして、亜光の首を必ず取るコトに関しては、必ず尭雲本人にも念押しする形で伝達するべきでした。

結局、馬南慈が侵入しただけで、ほぼ力押しだけ亜光軍に割って入ってきたような尭雲です。

そんな尭雲軍と趙我龍軍にも馬南慈と同じ策を施しておけば、ほぼ確実に亜光軍は機能不全のまま崩壊させることもできたでしょう。

似たような事例もあります。

合従軍編でも李牧は他国への配慮から、各国軍から精兵千人を李牧が率いる別動隊に合流するよう派兵させました。

しかし結果は各国軍のお粗末な行軍で作戦自体がヒョウ公に露見してしまいました。(キングダム30巻)

他人に配慮し過ぎたが為に隙が出る、そういった李牧の人柄から出る癖なのかもしれません。

逆に考えると、李牧が周到さに徹していれば秦軍は本当にヤバかったでしょう。

キングダムネタバレ玉鳳隊の救出劇




さて、前回のキングダムネタバレで予想したとおり、

亜光の救出には玉鳳隊が向かうことになりましたが、

この先、玉鳳隊が駆けつけたとしても、王賁一人で馬南慈と尭雲を退けるのは至難の業です。

現在、亜花錦が単独で亜光の身柄を確保していますが、

当然、亜光を背負ったままで戦闘など出来るはずもありません。

また、千人将である亜花錦ですが、配下までは連れてくることが出来なかったのか?せめて部隊としての動きが欲しいところです。

ネタバレ-馬南慈は王賁が叩く

現実的な足止めを図るにしても、

亜光軍の側近たちに亜光の身の安全を確保させ、

亜花錦の部隊としての動きと、玉鳳隊が到着するまでの状況が重なるところまで、粘っていきたいところです。

というか、

亜光の側近達が、この局面で驚くことしかできない連中であるのが残念で仕方ありません。

今なら亜花錦の部隊や玉鳳隊が到着までの間、捨て身でもいいので馬南慈と尭雲の間に割って入るぐらいのコトぐらいできるはずです。

亜花錦が性格難で出世できていないという事を差し引いても、虞寧さん以外に亜光軍に際立った人材が全くいないというのもおかしな話でしょう。

キングダム554話で描かれた、壁さんの部隊のような結束力でも見せてほしいのですが、それが可能ならモブ秦兵の地味な戦いも、玉鳳隊が到着するまでの立派な“溜め”になるかもしれません。

その身を犠牲にして、亜花錦と亜光を逃がす多くの秦兵が、救出に到着した王賁に亜光の安全を託して死んでいく。

被害の甚大さを見た王賁が、ここで本気のバトルを展開するのも一興です。

かつて初戦で見せたように、馬南慈にとって相性が悪い王賁が相手なら、抑止力としては十分です。(キングダム526話参照)

また、それでも馬南慈は王賁を相手に「多少打ち合えば慣れる」なども言ってましたが、モチベーションに非常にムラがある武将であるため(キングダム555話参照)、現時点でそれほど気にする必要もないと思います。

信に岳嬰の首を託した王賁だけに、再戦で矛を交えた馬南慈を退ける戦いも見ものになるでしょう。

ネタバレ-尭雲はどうする?

さて、馬南慈は王賁が相手をするという前提で話を進めましたが、

やはりここでも問題になるのは尭雲です。

亜光のように、馬南慈と尭雲の二人が襲ってこれば、王賁とて手に余るでしょう。

そこで今の戦況から、何としてでも馬南慈と尭雲が別々に別れて行動せざるを得ない状況を作る必要があります。

一つネタバレ予想できる展開としては、

馬南慈と尭雲の背後から急接近してくる玉鳳隊に対して、馬南慈が足止めを図り、突破力に秀でる尭雲が亜花錦を追跡するといった展開です。

亜花錦としても予想以上に亜光の側近たちが使えない連中であるとすれば、さすがに亜光の身柄を彼らに託すことなど出来ません。

そうなればキングダム560話で亜花錦は、結果的に亜光の身の安全を最優先にして、戦うより逃げることに専念せざるを得ないでしょう。

なにより、亜花錦が尭雲に一騎打ちを挑んだとしても、どこまで通じるのかも分かりません。(※キングダム538話を見る限り当然弱くはないが)

そして、もとより亜花錦は指揮官として非凡な能力を持っている武将ですが、その能力は尭雲のような破壊力に特化したスタイルであるとも思えません。

むしろ逃走しながら亜光を囮に、王賁に有利な状況を作り出すことに機転を利かせる戦いをするほうが、トリッキーな雰囲気の亜花錦に似合う気がします。

考察-信のいないときの尭雲

これまでの考察と過去のキングダムの記録から、

信がいないときの尭雲は、まともに相手にせず力を逸らすのが一番有効だと考えます。

一番参考になる動きをしているのが、左翼の蒙恬でしょう。

突出した強部隊である馬呈に対して蒙恬は部隊を下げ、

その代わりに、馬呈の周囲の敵部隊を徹底的に攻撃して、そのまま馬呈が突出して来れば孤立化する状況を作りだすことで、左翼の膠着状態を作りだしています。(キングダム539話)

また、別のネタバレでも類似する戦法があります。

ヒョウ公軍と対峙した呉慶(鳳明)が、ヒョウ公自身を全く相手にせずに、その周囲の側近たちを狙って、ヒョウ公軍の推進力を削いで戦った手法なども、尭雲に対しては有効でしょう。(キングダム7巻、キングダム25巻)

考察-虞寧さんと番陽副長

キングダム559話では虞寧さんの訃報を聞かされた番陽でしたが、こればかりは残念としか言いようがありません。

王賁の教育責任者としての番陽の重責を、王箭軍内の古参兵同士として理解してくれた、数少ない仲間であったことでしょう。

また、それなりに大所帯の王箭軍であればこそ、もしも生存を果たせば、軍団草創期の頃からの王箭や昭王時代からの戦いの秘密なども語られるコトがあったかもしれません。

王賁が尭雲と戦うとなれば、関節的には敵討ちの形にもなるかもしれませんが、喫緊の課題としてはやはり亜光の生存を確保させることになるでしょう。

キングダムネタバレ逃げる王箭は死への呼び水



現在、多くのキングダムネタバレで、王箭が閼与を陥落させるというネタバレまでは語られてはいますが、どうやって実現させるかまでは考察が進んでいません。

前回【キングダムネタバレ559予想亜光はまだ死ねない!】に続き当キングダムネタバレでは、王箭が閼与を陥落させる為の具体的な作戦の内容にも踏み込んでいきます。

ネタバレ-今戦の王箭の嵌め方

この原理を、今後の閼与陥落の局面に当てはめればどうなるでしょうか?

【前回のキングダムネタバレ】では、閼与周辺が山岳地帯であるコトが判明しました。

そして、その地形を計算材料に組み込むなら、王箭は朱海平原で残存した李牧軍を山岳地帯である閼与周辺に誘導して、一気に包囲殲滅する算段があるのかもしれません。

そして、

地形を活かした戦闘であれば、既に兵力で劣る王箭軍に適した戦いになる上に、

別動隊なども用意する必要も無く、

李牧軍を壊滅させた後に、全軍で閼与を陥落させることも可能です。

因みに、閼与自体が大きな軍事要塞であるというキングダム内での設定をそのまま利用して考察すると、王箭は秦本国からの補給線を再構築するまでもなく、閼与内に備蓄されている兵糧資源をそっくりそのまま利用することも可能です。

李牧が現在、朱海平原にて率いている閼与中心から集められている兵士であれば、現地への兵糧供給も、邯鄲などの王都圏中心部からの兵站を頼るのではなく、

そのまま閼与が兵站基地として機能していると考えてるのが自然でしょう。

上記とは逆に王箭が朱海平原離脱後、先に閼与を陥落させたと仮定しても、兵数で勝っている李牧軍としてはそれが逆に枷となり、自国内であるにも関わらず、局地的な兵糧不足に見舞われることにもなるでしょう。

そして、その勝利はそれだけでなく、

旧六将の胡傷が受けた敗北を、同じ戦地で李牧に対して返すという意味にも繋がります。

一見、趙の自国内という事もあり、地形の選択で李牧が負けることなど考えにくいのですが、王箭は新世代の六将とは言われながら、旧六将時代の経験と背景も知る武将なので、まだまだ本編で描かれていない要素によって王箭の強みが語られる可能性があります。

そして、その点も考慮すると、今後は戦闘シーンだけでなく、ストーリー上のネタバレとして、王箭と趙軍の因縁を裏付けるエピソードが今後は描かれる可能性も高いです。

私個人としては、その過程で、謎の多い王箭の内面が描かれることも期待しており、ネタバレ予想としての戦局の流れと考察をつなげていきたいと思います。

第560話以降にそれらに関連する戦局が描かれるかどうか??先のキングダムネタバレ予想を張る上で、いまから非常に楽しみに感じるトコロであります。

キングダムネタバレ560 李牧の失敗と王箭の逃走 以上

次回もこの先の展開について、キングダムネタバレ予想をすすめていきたいと思います。

※皆さんのキングダムネタバレ予想やコメントもいただけると嬉しいです。どうぞお気軽に。(笑)

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【今週はテラフォーマーズネタバレもあります⇒テラフォーマーズネタバレ44(217)鹿児島が!】

本編の考察あります⇒【キングダムネタバレ559(2)考察 亜花錦の機転】

次のネタバレ予想⇒【キングダムネタバレ561王賁の処置と楊端和の遼陽】

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