( やはり今戦のキーマン 作画引用元 原泰久先生 作 キングダム第813話)
またまた、気になるトコロで終わってしまった前回のキングダム第814話。
秦に寝返ったとされて、取っ捕まったとしても、元韓の上級官僚でもあった条世さんが韓にやってきた理由は、騰からの
伝言を寧公主に伝えんが為でした。。
うーん??
伝言ねェ。。
まァ、確かに、騰は寧公主に一目置いていた素振りは見せていましたし、、
秦軍が接点を持った人間の中でも、とりわけ王宮中枢に近い人物ではあるのですが、、。
その反面で、正直言って、公主という立場は、なにかしら政治的な実権があるような地位の人間でもなさそうなので、騰が一体何を伝えるために、使者を寄越したのか、非常に気になるところです。
また、今回は、到着してソッコーで張宰相に在任同然で、隔離された牢の収監されてしまった、条世さん。
なんとか、王宮内での、寧公主へのアイコンタクトで、彼女に『(ん?私になんかあるのかな?)』と、彼女自ら、看守に賄賂を握らせて、牢に来させるといった、自発的アクションを起こさせましたが、これは、普通に状況を考えたら、寧公主が何も気づかないで、条世さんをスルーしてしまった可能性の方が大きいです。
騰としても、どの程度の確度で寧公主にコンタクトを取らなければならない、情報だったのか??
寧公主が韓王や宰相ほどの政治的立場が明確になっていない点も含めて、伝達のやり方を踏まえると、その情報の重要度も何か微妙に感じてしまいます。
もしも騰が、確実に寧公主へ情報を伝えたいのであれば、アソコがデカいだけでなく、蚩尤羌礼すら鎮静化させる程の、全雌を誘引させる、強烈な雄ホルモンを肉体から流出する昂クンを派遣すれば済む話でしたが、何故、騰はそうしなかったのでしょうか??
確実に寧公主は昂クンに貪り付に行くハズだったのに...??
あれ…、いや??
よく考えたら、これは逆ですね。
危ないところでした。。
どうやら、私の考えが騰の思惑よりも、浅かったようです。
大変、申し訳ございません。
本当に騰が寧公主に情報を伝えたいなら、ここで昂クンを投入するするのは、やはり悪手ですね。。
何故ならば、もしここで、昂クンが宮中に参内したら、それこそ寧公主以外の宮中全員の女までが、昂クンの肉体に引き寄せられて、寧公主が昂クンに近づくどころじゃなくなるからです。
確かに、、。
そうなると、伝言を伝えるどころか、もう収拾がつかなくなってしまいます。。
既に、多くの読者様としても、お気づきのとおり、騰としても、元々は寧公主の下に、昂クンを派遣するプランは絶対に想定していたに違いありません。
しかし、昂クンの雄力が強すぎるあまり、今回は、あくまでも妥協策として、昂クンではなく、元韓非子学校の法家仲間であった、条世さんに望みを託すという判断になった、という事なのだと思われます。
流石、六大将軍の騰。
なんという深慮遠謀の知恵をお持ちなのでしょう。
張宰相も少しは、騰を見習ったらどうなんだ。
前回では、騰本人は出て来てはいませんでしたが、たったこれだけの描写で、騰の極めて高い知能とその作戦の緻密ぶりが、伺う事が出来る本編でした。
ではでは本日も、次回本編のキングダム予想を進めてさせていただきます。
キングダムネタバレ-騰からの伝言の内容とは?
先ず、真面目に予想すると、韓非子先生が構想した、秦と韓が主体となった法治国家政体の実現を、韓非子先生の弟子であった、寧公主に担って貰いたいという内容なのでは無いかと、僕は予想します。
当然、その主題に先駆けまして、秦で韓非子先生が亡くなってしまった事実についても、謝罪の意が汲まれることでしょう。
今回、捕まってしまった条世さんも、寧公主も、更には韓非子先生自身も。
当世、儒教国家丸出しの韓王の治世に在っては、結局は、冷遇されていた側の立場であり、韓を良くしたいと思っていても、純粋にイデオロギー的立場に置いて、韓王や宰相たちとは、明確な対立軸を形成していた可能性がアリマス。
勿論、この点、キングダム的に、韓非子先生の法家一団が、どの程度の存在であるのか、明確にされていませんので、もしかしたら、精々、単なる学問サークルの域を出ない程度の集団で、決して、政治的・思想集団としての規模では無い可能性も拭えないのが心配なのですが…、
しかし、それだと流石に、キングダムが一応は歴史作品なのに、当時の法家集団を軽く見過ぎとも言えるので、、、。
てゆうか、、!
秦国にとっては、その“法家集団が如何に活躍したのか?”って部分が、歴史事実形成における、最優先の確認事項、コアと呼べる重大ポイントなのに…、
悉く、神(作者)様ったら、そこの重大な一点をスルーしまくりなんですわ。。
何か、嬴政も、絶対に韓非子全巻セット読んでいないか、読んでも理解しているように見えないし。。
李斯も行き当たりばったりで仕事して、法律に従って執務しているドコロか、姚賈に対して忖度しまくりだし。。
逆に、今ここで、、
剛京さんと龍安さんが、南陽統治の結果で得た、実務実績上のフィードバックを兼ねて、ココ、新鄭の新統治で、新法家集団の活躍を描けなければ、今後、キングダムで、“法治国家”の何たるかを語るフェーズを永久にロストしてしまう恐れがあると思うんですよ、、、。
いや、マジでマジで。。
寧公主が、看守に賄賂を渡す場面で、『条世様は、韓非子先生の下での兄弟子です。』と語った場面が、ヤハリ、鍵になっていると僕は踏んでいまして、騰も、其れを踏まえた上での人選で、条世さん随伴の使者を発した事とは間違いないでしょう。
龍安さんからの情報提供も在ったかもしれません。
それこそ、南陽を始めとする、以後の、法治国家地域となった側の住民たちが、“法の下の平等”の下で生活を営むことが出来る。という、韓非子先生が想定した理想と。
逆に、今までの韓とて、王や宰相の上位層気まぐれ判断で、国民が切捨てられてきたという、儒教国家で在った弊害を、寧公主とて幾度となく目にしてきたハズです。
そして、イデオロギーの観点から、寧公主を中心として、韓国内の法科集団が、王宮の意思決定の場に於いて、ある種、反旗を翻す…、能力は兎も角として、読者としても、たまに“ウザく”感じるレベルで、声だけはやたらデカい寧公主だからこそ、使えるカードになると騰は踏んだ。と、私は予想します。
あ!
すいません、コレ、別に寧公主をバカにしている訳ではありません。
そしてッ!!
寧公主自身、および、彼女以外の法家集団までを奮い立たせて、或いは焚きつけるという、敵側分断のテコ入れが成功したら、ソコでようやく初めて、“ごほうび♡”として、昂クンの側室にしてもらえるという恩賞が、六大将軍騰が下賜されるのが、神(作者)様のご構想なのでしょう。
そう!
何事も、ご褒美とは実績を残した後からついてくるものですから、寧公主には残念ですが、どうしても“おあずけ♡”になってしまい、昂クンの登場が後回しにされる、こればかりは致し方ありません。
条世さん『ですから姫!韓非子先生が残されたご構想、そのご遺志を、韓の側から実現できるのは、寧様と健在なるご学友たちしかございません。秦の剛京殿と龍安様との合力で得た、南陽の実態、その実績の詳細を、寧公主や法家の皆にも知って頂く必要があります。秦の協力があってこそ、この韓も、韓非子様の学問が活かされるのです。』
寧公主『そ、それは、本当ですか!?是非、他の兄弟子たちにも相談させてください!』
条世さん『よろしくお願いします。ついでに、あの老害宰相も、サクッと毒殺しといてくだされ!』
寧公主『分かりました!』
条世さん『( ゚д゚)ウムウム。そして寧様。全てが成功した暁には、騰将軍から寧様宛てに特別恩賞が下されると…。何でも、昂クンと呼ばれる、飛び切り特大の、あの、その…。』
キングダムネタバレ-ようやく開戦の英呈平原
次回のキングダム、恐らく両軍が英呈平原に展開するあたりまでは、どうには話が進むんじゃないでしょうか?
そもそも、常時騎馬兵団が多く編成される秦軍相手に、何故、ワザワザ平原などを戦地に設定したのか??
洛亜完曰く、『英呈平原は韓軍に有利。』とのことですが、、、。
正直、これは一体、どこら辺が韓にとって優位なのか、なかなかその意図を導き出すことが難しい状況です。
例えば、せめて、英呈平原に至るまでの、隘路や、敵から身を潜めやすい峻険な地形などを利用すれば、お得意の毒兵器だって大いに利用効率も高まりそうなのですが、そういった事前工作を洛亜完たちが仕込んでいるような様子も、見当たりません。。
ただし、他の地域からの複数援軍との合流地、秦軍包囲予定地点として、英呈平原を野戦地に設定という考えは理解できます。
延いては同時に、秦軍が南陽まで、スグには引き返しにくい地点が、英呈平原で、最初から引き込み作戦を洛亜完たちは狙ったといったところでしょうか?
ただし、その点を差し引いたしても、現状、韓軍からの視点で、援軍は他の韓の城からの3万(もともとでも精々5万。)だけが頼りで、魏軍・趙軍を援軍を数に入れた包囲戦を算定してるわけでもない無いので、援軍包囲を目的に広域包囲を狙ったのが理由とも、なかなか言い切れないのが状況です。
でなんで、結果、本当に、秦軍を相手に平原での会戦を選択した、韓軍側の積極的理由がなかなか明確にはならない状況です。
もしかしたら、韓軍は、自軍のその攻撃目標を秦歩兵団を相手に定めているのかもしれません。
秦軍の主力攻撃は騎馬に在ると見抜いていて、これに対しては防御に徹して、新兵で多く構成されたであろう、歩兵大隊を平地に誘い出し、これに打撃を与えて撤退を促す算段が在るのだとしたら、コレには秦軍も相応のキャパシティーを示さなければ厄介です。
毒や弩によるハードウェアを駆使した範囲攻撃を、合従軍編から更にブラッシュアップして、見舞ってくる事などは普通に考えられます。
何故なら秦軍にも弱点は在って、いつも10万超える軍隊なのに、毎回何故か弓部隊は三千程度の規模しか居ないとか、ホントなんか秦には『弓を使ったら呪いがかかる。』的な、変な文化や風習でもあるの?と思わせんばかりの謎の編成を仕掛けてくるからです。(笑)
この点、次の韓軍の毒使いと言えば、ヨコヨコで、彼が仮面をかぶっているのは、成恢と同じく、顔面に残った、毒の症状や後遺症を隠す為などと云った経歴が明かされるかもしれません。
例えば―、
毒+散布兵器の組み合わせで、敢えての平地戦闘で、機動運動に乏しい歩兵団を一網打尽にする目的で、毒の広域散布を狙った攻撃を仕掛けてくるでしょう。(※それでも散布毒であれば、狭路に敵を密集させて集中散布したほうが高濃度で利用できるハズなのに…。)
例えば、巨大な扇風機(人力(笑))の様な装置を複数準備して、広域に拡散しても殺傷能力の足る、第一次世界大戦レベルの毒が散布されて、多くの秦兵が死ぬのかもしれません。。
そして―、
それに対抗する唯一の戦士団、それが昂クン特別百人隊です。
昂クンが中心になり、ロウアイ先輩からのフィードバックを元に、百人の漢たちがチンポに車輪を突きさして超高速回転ッ!!
昂クン『今やお前ら。訓練の成果を試すトキが来たで!!』
昂クン特別百人隊『おおー!』
スチャ。(車輪を装填する擬態音)
(※昂クン特別百人隊の彼らは、この半年の訓練で、チンポで車輪を超高速回させても、チンポの外皮が、激しく擦り剝けないようにするための、特別な訓練を受けています。一般の方は絶対に真似をしないで下さい。)
当然、昂クンだけは別格なので、車輪の直径まで規格外!!
風速40m以上(走行中のトラックが横転するレベル)の逆風を巻き起こして、人も騎馬も飛ばされる韓軍は、更に自分たち毒の餌食になるという大惨事に見舞われてしまい16万軍団も大パニックに!!
更に―、
その後を、崇原を始めとする歩兵大隊が、冷徹に刈り取っていくという、韓軍にとってみれば、悲惨な結果を迎える事は間違い無いでしょう。
つまり、今回の戦闘のカギは、昂クンを如何に活用させるかが全てであり、その重大な責任はだれであろう、全て、我らが主人公である李信に所在しているトコロです。
騰や隆国らは、全て彼らの権限範囲で出来る準備は完了しましたので、アトは昂クンの監督責任者である李信の責任は極めて重大です。
絶対に失敗する事は出来ません。
余りの責任の重大さに、李信も今は、緊張感に苛まれて居る事でしょう。
でなんで、ここは、みんなで李信への応援が必要です。
頑張れ李信。
負けるな李信。
君なら、この重大な責任プレッシャーにも見事打ち勝つことが出来るはずだ!
そして、ロウアイ先輩の車輪の故事は、本編でも既出ネタとして有名なので、この予想は、2億パーセントの確率で的中します。
- キングダムネタバレ最新815話 以上
次回もこの先の展開について、キングダムネタバレ予想をすすめていきたいと思います。
皆さんの予想やコメントもいただけると嬉しいです。どうぞお気軽に。