(中鉄、竜川、田有 :原泰久先生 作 キングダム第730話)
熱くなってきました。
田有、竜川、中鉄の初期メン怪力三人衆の投入。
古参ファンが総じて『初期キャラッ 魚オオオオオオオオ! ッっしゃー!!』と気合を込めて応援したくなうような状況に移行してまいりました。
何気に、竜川は田有さん三人分のバカ力(本社比)を保有しているので、考察の為に“飛信隊怪力指数”を一単位あたり“田有量”と表記し、竜川の田有量保有数を下記の表にまとめてみました。(参照:123話)
コチラをご覧いただければ、お判りいただけますように、竜川さんが、田有さん三人のバカ力を保有しているということは…、
なんと田有さんご本人に加え、さらに三人の別の田有さんが加わって戦っているのと同じ戦力で戦うという事が分かるんですよ。(進○郎構文)
まあ、しかし。
盛り上がれるのは嬉しいんやけど、死んだらアカンで。
中鉄さんあたりは特に心配なんや。
“富村の殺し屋”(参照:49話)
そして―、
ここからの飛信隊の活躍は、それとして、宜安城占拠後は、蒙恬が言っていた二つの条件なるものが、どのようなモノかが非常に気になりますね。
そうでなくては、楽華軍と飛信隊らが、宜安城で孤立してしまいますので。
ではでは、今回もこの先の、キングダムネタバレ予想を進めて参りましょう。
キングダムネタバレ-殆どファイヤーエンブレムやスーパーロボット大戦!怪力三人衆の運用方法
ソードマスター:羌瘣・羌礼・崇原
アーマーナイト:田有・竜川・中鉄
ロードナイト:李信(付与:指揮官効果)
戦術目的:敵城門の裏面突破
このようにファイヤーエンブレム風に、ユニット構成と戦術目的を考えれば、なんかゲームをやっているみたいで楽しくなってきます。(笑)
キングダム731話のラストでは、剣戟で切り進むために、巫舞の発動に入った羌礼を制止した信。
敵の数の密集状態を見て取った、指揮官 李信は、切り進むよりも、豪快に敵を吹っ飛ばして道を作る戦術に思い至ります。
なるほどと思わせるのは、城上で騎馬が使えず、各自が一人ずつ切り倒しても、次々敵が現れて対応に時間が奪われるよりも…、
田有たちの足は遅くとも、3人一挙動で数人ゴトの敵をその場から、吹き飛ばし、前面空白を作出し確実に歩速を部隊進行を進めていくやり方の方が、結果的に早い形になりそうです。
この点、飛信隊隊長信は、結構重要な事を言っています。
田有ら、怪力三人衆に対して、『1人もぶっ倒れるんじゃねェぞ!!』と。
そりゃそうです、怪力三人衆については今のトコロ、飛信隊内でも、同等の力量を持つユニットが居ないとくれば、作戦継続の代替が効きません。
でなんで、彼らが少しでも攻撃に集中できるようにする為の、梅雨払いが必要になってきます。
この点でファイヤーエンブレムとこの怪力三人衆の位置づけが、カナリ違うのは、ソードマスターとしての存在である、羌瘣たちが、田有たちのサポートになるのであって、主攻は怪力三人衆が担うという点です。
問題になってくるのは、おそらく大多数的にも、ファイヤーエンブレムを実際にやったことのある人からみれば、『アーマーナイトなんて殆ど使わないで、城の守備ばかりさせていて、最終、全然レベル上がらなかったよ。』という方が。殆どだと思います。
これでは、今回の話の主人公に大抜擢された、怪力三人衆には、失礼な話になってきます。
なので、強いて云うならば、むしろ、スーパーロボット大戦に例えて、羌瘣や崇原らがダンバインを始めとする、オーラバトラーやモビルスーツのような立場のユニットと例えることとして…、
田有さんら、怪力三人衆は、あの元祖スーパーロボットである、マジンガー系ユニット、マジンガーZ、グレートマジンガー、そしてグレンダイザーの三機に例えたほうが、しっくりくるような気がしてきました。
これなら、怪力三人衆を攻撃ユニットとして例えることが可能です。
まあ、実際には、スパロボで例えたとしても、ザコ敵はモビルスーツやオーラバトラーで片付けて、スーパーロボット系は、ボス敵に投入するような運用が殆どであることが多いので、正直『違うだろう…。』という気は否めないのですが…、
まあ、想像していて楽しいので、このまま予想を進めます。
おそらく指揮官:李信の運用としては、下記のようなフォーメ―ションになるのではないでしょうか?
城壁に上っている各ユニットの弱点と強みを組み合わせることで、相互を補いあう戦術が展開かのうです。
マジンガーZ(田有)、グレートマジンガー(中鉄)、グレンダイザー(竜川)の三機は、強くて、硬くて、遅い。
対して、ビルバイン羌瘣とダンバイン羌礼は、強いが、装甲やHPが低く(今は消耗している)、動きが早い。
そして、能力平均値が高く、優秀な指揮官であるジムカスタム崇原が率いる、無敵の第四小隊みたいな干斗ら新人部隊が居ます。
マジンガーZ(田有)、グレートマジンガー(中鉄)、グレンダイザー(竜川)の三機を横一列に配置、前面攻撃に集中させて、その巨躯とリーチの長さを活かして、とにかくブルドーザーのように押し進む。
この横一列の戦隊も、矛が獲物のマジンガーZ(田有)、グレートマジンガー(中鉄)が左右から、敵の間合いの外から薙ぎ払い、中央に位置する、グレンダイザー(竜川)が金棒を振り回し、敵を上空に吹っ飛ばします。
そして、運動性能で勝るビルバイン羌瘣とダンバイン羌礼が、吹っ飛ばされた敵の居た空間に即座に進入。
間隙の空いた敵の戦列の隙間をこじ開け、そこにジムカスタム崇原が率いる無敵の第四小隊な干斗ら新人部隊がさらに乱入して、推し進めた地歩を固めます。
そして、そのまま前線を押し上げ、再度、足は遅いものの、悠然と歩を進めた、マジンガーZ(田有)、グレートマジンガー(中鉄)、グレンダイザー(竜川)の三機が再度、横一列に結集…。
コレを敵の城門まで繰り返してミッションコンプリート。という流れになるのではないかと予想しますッ!
キングダムネタバレ-蒙恬の語る二つの条件
河了貂、蒙恬に『他力本願だが、“二つの条件”が重なれば道は開ける。』とか言われて、それが一体なんなのか気にはならなかったのでしょうか??
せめてそれを確認してから、宜安城攻撃に取り掛かるでも良かったのではないでしょうか?
どんだけ焦っとんねん。(笑)
この“二つの条件”については、しば~らく連載でも話が引っ張られるでしょうから、伏線が回収されるのは、宜安城が陥落できて、その後、城を占領して、李牧軍の幹部らが気が付いて、それなりーに、信や蒙恬たちが窮地に立たされて、ようやく明らかになり始めるとかでしょうか?
ネタバレは気長に待つつもりでいた方がいいかもしれません。
とはいえ、やはり引っかかるのは引っかかるので、それなりに予想してみます。
一つ目の条件:桓騎の生存=李牧のミス
先ずは、桓騎が生き延びるということではないでしょうか?
今回の宜安戦における李牧の作戦目的は、宜安の防衛という面よりも、誘い込んだ桓騎軍、そして桓騎個人の首を取るという攻撃目的のほうがメインとなっています。
つまり、桓騎が捕まらず、生き延びて逃げ続ける限り、李牧が宜安城の攻撃を知ったとしても、最優先事項として、李牧の意識は桓騎の首取りを優先しつづけることになり、必然、宜安城奪還に全力を注げない状況が生まれることが考えられます。
というか、考えてみれば、これは絶対の条件とも言えます。
李牧としても今の時点で、勝手に楽華軍と飛信隊を戦闘不能レベルにまで損耗した軍隊と決めつけている状況で…、
しかも、楽華軍と飛信隊の監視を命じられていた骨珉伯軍も、完全に一夜にして、飛信隊と楽華軍をロストしているという始末。
そして、飛信隊と楽華軍をロストしてしまった骨珉伯さん。
前回の730話を読む限り、李牧にこっぴどく叱られた様子もありません。
これは李牧さん自身が飛信隊の動きをロストしているという事と全く同じです。
もう少し、この点を深堀して論じると、骨珉伯が李牧に命じられたまま、今現在も飛信隊と楽華軍を捕捉出来ていると、重い子でいて、李牧に間違った、飛信隊と楽華軍の封じ込め位置を報告してるとしたら、さらに大問題です。
こんな男を自分の後釜として雁門の総司令に任命している李牧の人選眼も異常です。
私たちの社会の仕事でもそうですが、李牧軍、既にこんな報連相の時点から、問題を抱えているのがよく分ります。
もう、すでにこんな部分から李牧の油断が見て取れます。
今回も、こんな風に、息を吐くように油断を見せつづける趙軍総司令の李牧さん、流石としか言いようがありません。
そして、そんな彼の直下軍の歴戦の将校たちも、常日頃から李牧さんから指導を受けているという賜物なのか?
飛信隊と2戦しか関わったことが無い虎白公ですら(しかも平陽戦では直接戦闘は無し)、飛信隊の存在こそ危険であると警告を出しているにもかかわらず…、
全員が“?”のリアクションwwW
この場にいる、フテイなどに至っては、もう単純に頭が悪いのでなければ何なのでしょう?
もしかしたら、信との実力の大きな違いという現実を受け止められなくて、例えば“解離性健忘”の如く、一種の“記憶障害”みたいに、無意識に飛信隊の情報を遮断してしまっているのではないかと心配になってきてしまいます。
こういう状態の李牧軍ですから、必然、宜安城が攻撃を受けているという報告を得たとしても…、
『楽華軍と飛信隊は少数である。』だの、
『宜安城にもそれなりの守備兵が居る。』だの、
そして―、
『桓騎の首はまだ上がっていない!』だの、
しかも、『何処にいんのか分かんねーから、もっと広域を探せ!!』とか言い出して。
宜安城の救援に行かなくてはならん事を分かってながら、宜安城救援に全力を注がないバカ趙軍が描かれること必然と予想します。
はい、何が一番重要か、決めれない李牧さん。
二つ目の条件:王翦の救援軍
雑い予想にはなりますが、神(作者)様としては、いつでも都合のいいタイミングで動かせるのが今の王翦軍です。
狼孟で控えているカン・サロ軍の存在は、王翦も既に知る所でしょうから、閼与からの出発がより慎重になるのは理解できます。
とは言え今回の王翦は、本営の昌平君ともども、ロクな現地密偵や事前測量はおろか、宜安という都市の基本情報はじめ、最低限の情報収集すらせずに宜安攻略作戦を発動しているような状態なので、ホントに何も考えずにお休みしているだけかもしれません。
しかし、上記の予想の延長で、桓騎軍も逃亡に成功したという事実が残り、そこから運良く閼与まで脱出を図った桓騎軍残党と、ノコノコ北上したきた王翦軍が合流し、桓騎を探して散り散りになった李牧軍を、今度は王翦軍が各個撃破しながら進んで来て…、
飛信隊と楽華軍、運良く宜安攻略後も生存成功~~wwW
な~んてお花畑な顛末が、キングダム本編で展開されるのではないかと予想してみました。
― キングダムネタバレそれ最新731話 以上 ―
次回もこの先の展開について、キングダムネタバレ予想をすすめていきたいと思います。
皆さんの予想やコメントもいただけると嬉しいです。どうぞお気軽に。