( 王翦 作画引用:原泰久先生 作 キングダム第638話 )
全部、王建王さまに持ってかれました!(笑)
昌平君から端を発するSSS発動、まさかの斉国正規軍のよる直接支援が実現するとは!
この御仁の事です、このまま李牧と険悪になったとしても、
『儂、人が良いから断れなかったんじゃ。(笑)』とでも言いながら、余裕で人を食った態度でいそうです。汗
斉においての実務的な運営をしていたのは、ラストページの斉王の横に侍っている商人だか大臣だか分らん半モブのこの人でしょうか?
当キングダムネタバレとしては⇒キングダムネタバレ最新636話予想②王翦食糧難解決は鄴で建国宣言の中の第3項目で斉国側からの支援について言及してみたのですが、こんなことならもっと踏み込んで書いときゃよかったー!(笑)
しかーし!
今回は、ド直球ど真ん中でネタバレ大正解と断言できるコメントを残してくれた読者様がいらっしゃいましたのでご紹介させていただきます。
キャミ様
投稿日時2020年4月4日土曜日 PM5:53に、記録を残していただた内容からの引用です。
こんにちは!
毎回楽しく拝見させて頂いておりますSSS(昌平君サポートサービス)が、『斉の王建王に食糧輸送のお願い』という予想は如何でしょうか?
斉国まで黄河は流れていますので、船で黄河を遡り食糧を届ける事は可能と思われます。
青忠将軍には本物の食糧を運ばせ、秦国の補給の本命は黄河輸送船団だと敵にも味方にも思わせ、趙の水軍の大部分が輸送船団に引きつけられている隙に、斉国からの輸送が完了する。王建王は、合従軍の斉国離脱の時も蔡沢に倍の金を出すから離反して欲しいという交渉にすんなりOKを出し、戦争など所詮大金を手にするための仕事と言っているので、
兵糧を相場の10倍で買い、さらに鄴まで届けてくれたらさらに倍支払うなどと言えば動いてくれそうな気がします。
しかし、王建王は嬴政との会談の時に『斉は秦の戦い一切を静観するものとする』と言っているので、この予想が成立するには王建王に心変わりしてもらわなければなりません。
でも、最近のキングダムを見ていると鄴を取り囲んでる兵が急にいなくなったり、瞬間移動したり、死人が蘇ってみたりもするので、もしかしたらあるかもしれません。次週が楽しみです。
大的中です!ありがとうございます、キャミ様!!
で、肝心のブログ主である私シンイチのキャミ様に対するレスがこちら…。
キャミ様
コメントありがとうございます。また、いつもご覧いただきありがとうございます。
おっしゃる様に以前から斉からの外交支援策をコメントでご提言いただける機会がおおくて、自分も気になっています。
普通に考えて有効策だとは思います。
ただ、おっしゃる様に、王建王があくまで静観との名言をコミックにも残しているので、流石に、これは反故にはならんのじゃないのか?
あと、前々回の記事にも書いたのですが、如何せん他に斉の動きについて伏線が少なすぎて判断をしかねる部分もあったので、僕自身、今一つ大きく取り扱うについて踏み切れませんでした。
あと数時間で次回話がこうかいなので楽しみです。(^^♪
あはははははは~!
折角の超有力なネタバレのご紹介に対して…、ハイ!過去セリフの仕込で、完全に作者の誘導に引っかかってミスリードしていますね。
チーン( ;∀;)
いまなら李牧の悔しさがわかるぅ~(泣)
いや~、それでも聡明かつ賢明なるコメント読者様のお陰で、SSS(昌平君サポートサービス)のキングダム本編公開前に…!
ここまで明確なる的中の一矢を当キングダムネタバレの中の記録に残せたことは望外の喜びです!!
斉国介入説につきましては、ここに書き切れないだけでキャミ様以外にも、多数のご提案をコメント欄に頂いておりましたので、嬉しいホントに限りです。
お読みいただいている方々皆さまに対して、重ねて誠に感謝いたします!!!
それでは、いまだ興奮冷めやらぬキングダム第638話、さっそくネタバレ内容について振り返ってきましょう。
キングダムネタバレ-SSS(昌平君サポートサービス)の全容
早速、前回の第637話のつづきから話が描かれます。
鄴攻め出陣前においての昌平君と王翦の会話。
王翦『総司令だけに…。』とのことで、
慎重というか防諜も兼ねて、介億師匠だけでなく昭文君までもが人払いを喰らいます。
この時点で、戦況などは完全に先のこと、その最中に王翦は「仮に鄴を落したとして…」と仮定して、その時点で兵站を絶たれた状況を想定して昌平君に確認事項を伝え始めます。
いよいよ第499話から伏せられていた、昌平君への頼み事。
SSS-昌平君サポートサービスの全容が語られ始めました…。
ネタバレ検証-再び遼陽と列尾
で、ここで扉ページの王翦の姿を挟んで場面は一旦、遼陽へと移されます。
『外に放っているパコイ族から鳥が来た。』と語っているのは地平語を話せるポナンです。
おそらく、楊端和としても犬戎トンネルを活用して、少数ながら隠密的な探索部隊を派遣してたのでしょうか。
ともあれ、かれらパコイ族の働きによって王翦軍と桓騎軍が鄴を占領したはいいけれど、そこには食料がなくなっているという情報がもたらされます。
そして、壁がその連絡に改めてマジレスで反応…。
『今すぐここから兵糧を送らねば!』と言い出しますが、
『それは無理だ。』と楊端和が冷静に反論。
理由はもう何か月と何週間と以前から説明させてたみたいに、遼陽が完全封鎖されているコトを説明します。
ただ、何気にここでの楊端和は『兵糧を抱えたままでは無理。』といった趣旨で説明しているので…、
逆読みすると『最低限の物資だけで、戦闘部隊だけで強硬突破するなら、いつでもこんな包囲ぶっ壊せる。』ってワケなのかもしれません。
ネタバレ検証-介億も全容は不明
そして、次に先週の水路通貨作戦で黄河を東に進むハズだった青忠水軍ですが、ボロボロになって補給作戦が失敗した姿で列尾の介億師匠がいる地点まで逆戻りしています。
『まずい…!』と介億師匠が今回は演技無しでマジでビビっているように、冒頭前半の様子のとおり、最終的にも介億師匠には王翦のネタバレは伝わっていなかったようです。
趙国水軍大将である甲鬼央将軍からの報告で知っていた舜水樹ですが、介億と同じ黄河の光景を見て、
『終わりだ(秦軍が)…、ひいては此度の秦国の目論見、鄴の攻略が失敗に終わったというコトだ!』と決め台詞を吐きだします。
何気に話は前後しますが、ここで再び名前がでてきた甲鬼央将軍、
先週は秦軍に対して『上流と下流では水量が違う…』とか謎理論を言ってメチャクチャ調子に乗ってましたね。
なので、どうせ下流から斉水軍がやってくるなら、637話で甲鬼央将軍が登場した次のページで斉水軍を登場させて…、
甲鬼央とまったく同じセリフを斉水軍の大将に吐かせて趙軍を撃沈させるでもすれば、
甲鬼央将軍はめちゃくちゃオイシイ将軍になれたと思います!
そうすればキングダムの長い歴史のなかで数多いる瞬殺将軍の中でも、ダントツに記憶に残る半モブキャラとして残ったのに!
惜しい(笑)
キングダムネタバレ-窮状の極み
鄴城内の飛信隊の面々、もう泣くしかありません。
というか、本来は無く体力も残っちゃいないでしょうが、飛信隊の面々も無念の極みです。
ギョウを陥落させたここまできて、飛信隊としては最大限の働きを完遂したのに、まさか食料枯渇という上層部の作戦ミスで自分たちが死んでしまうなど悔やみきれません。
ここで登場した田羊という兵卒さんととその隣の飛信隊の仲間が…、
朱海平原での激闘で命を落とした松左に去亥を振り返り、さらに無念さを噛み締めます。
その会話を傍から聞いていた干斗。
直接、松左から槍を受け継ぎ、数多くの薫陶を授けられただけに、より悔しいかと思います。
しかしながら、ここでの干斗?
『スンマセン…、俺たちもう、ここまでみたいっス、スンマセン…。』とは言っていますが、前述のモブキャラと違ってなくでも騒ぐでもない素振りだけでなく、
ややもすればココで死んでしまう事実をどこか落ち着いて受け入れているようにも見えるあたり、短期間に精神的成長を遂げている様子のようにも見受けられます。
キングダムネタバレ-李牧の狼狽と尾平の顔芸
いつも、涼やかに澄ました表情の李牧だからなのでしょう。
そのギャップが堪らないんですよ、キングダムファンは…、
そう、あの李牧が焦って無様に大慌てになるシーンが!!(笑)
王都圏に向けて、馬車の中に繋がれている李牧ですが、彼も前回からこの場に至るまで「何かが引っかかる」と内心に吐露していたように、
その一抹の不安について思案を続けていたのでしょう。
突如『と、止めてください!』
ついに胸騒ぎの正体に気が付いた李牧。
広大な鄴防衛網の中で1つだけ見落としていたコトに気が付きつつ、恐らく後の祭りであるコトにも気が付いていながらも、なんとか鄴に戻ろうと懇願する李牧ですが、
彼を連行している王印の騎士団も今さら、そんなコト言われても困るだけです。
もし、これが現代の日本だったら李牧。
馬車の中で三人とかの密閉、密室、密接な空間ですから…、
李牧『ゲフッ、ゴホゴホゴホ! ウオェッフ! ゴホゴホゴホゴホ!!』とかワザと咳込んで見せて…、
『す、すみません、王印の騎士団の皆さん!どうやら私はコロナウイルスに罹患してしまったようです…。』などと言うネタを使い脱出できたかもしれないので、とても残念なトコロでしょう。
せめてカイネたちに伝令を飛ばすことだけでも頼む李牧ですが、すでにこの時点で、王翦の仕込んだネタバレは発動!
恐らくほぼ同時刻の鄴で、突如として、それまでとは違った異変が描かれます。
最初に場内の騒がしさに気が付いたのは尾平でした。
南側の門が開いてどこかの軍が外に出てしまったらしいというコトが分かります。
そして、さらに近くの門が開かれた音が聞こえます。
『とにかく槍を!…』といって、ここまで飢餓状態に追い込まれても何かと防衛行動に移る尾平たちが我々読者を泣かせます。(泣)
そして、尾平たちが駆けつけた先には趙軍の夜襲部隊……、ではなく。
荷馬車にアホ程兵糧俵を積んだ荷駄部隊の入城姿が!!
ここでポスト壁の座を奪わんとするに匹敵する尾平の顔芸が炸裂。
横で慶さんも顔芸を頑張ってます。
こんな場面は、流石に飛信隊でも尾平にしか任せられません。
山ほどの兵糧を目の当たりにしながらも、どう反応すれが良いか分からずに、立ち尽くす尾平たち。
それを見た、荷馬車を操る王翦兵が涙を浮かべながら叫びます。
『邪魔だどけい!通れぬわア!! まだ後ろから兵糧が山ほど続いておるのだ、お前たちはサッサと晩飯の準備をせよ!』と、状況を知らせて指示を出します。
そして、
歓喜と安堵が混じって泣き出す奴、叫ぶ奴、いろいろいますが、荷駄部隊の王翦兵の方も少しだけカッコイイ言い方をしてくれたように思います。
実際に“晩飯の準備”という単語で、ここまで感動を味わったコトがあるでしょうか?
恐らく自分を含め、これから人生で、「晩飯の準備」とか、「お夕飯の支度まだ~?」とかのフレーズを聞くたびに…、
間違いなく今日のこのキングダム第638話を思い出さずにはいられなくなるでしょう。
キングダムネタバレ-補給の全容
ネタバレ検証-カイネの視点
李牧に鄴包囲を任され、雷伯のもとで現場を監視していたカイネ。
夜間に遠目に見て、鄴に陸続と入城を続ける兵糧部隊の行列。
読者としては第635話を見て明白のとおり、趙軍は鄴を遠巻きに半周包囲しているので、カイネとしてもスグには秦軍の輸送妨害の為に人員を呼ぶことが出来ません。
そうでなくても、すでに目前の補給部隊は秦軍の護衛展開まで完了しているようです。
カイネは慌てて仲間に事情と背景を確認しますが、どうやらすぐ近くの黄河の岸に兵糧戦団が到着して、搬送活動を展開していることが分かります。
秦水軍にたいして趙は勝ったのに何故!?
カイネに詳細を伝える趙兵に変わって、ここで再び今週の冒頭の続きである、王翦と昌平君の回想場面に説明が託されます。
王翦『もし鄴が飢えた時、兵糧を運ぶには水路しかない…』
昌平君『私もそう思う、そして恐らく李牧もそう考える。』
王翦『ああ、だらか逆から運ぶ。』
昌平君『今、何と?』
王翦『つまり、趙をはさんで反対側の“斉”から運ぶのだ。』
と、ここでついに第499話からのネタバレの伏線回収が完了です!!
長かった、長かったよ~!
ここまでくるのに三年かかったんだぞ!!(笑)
ネタバレ検証-斉王
そして、この鄴で起こっているコトの顛末を、遠く斉国の首都-臨シ-にて報告として受けとる御仁が一人。
まさしく王建王さまです。
こりゃ今現在やっている第1回キングダム人気投票は、斉王が持って行ってもおかしく無くないですか?(笑)
『秦が倍の値段で食糧を買うというのだから売らぬ手はない、売ったからには届けねばなるまいのォ、指定の場所に。』と言って、
指で銭のポーズを決めつつ、鄴攻めの仕上げの良いトコロを持って行ってしまいました!
第489話で、『(秦王の姿勢が判明するまで)斉は秦の戦い一切を“静観する”ものとする。』とおっしゃってましたが…、
もうノリノリじゃないですかー!
もう、私は李牧よりもアンタのほうが怖いっすよ。(笑)
また、王翦にしてもリスクは考えたハズです、これほどの大戦略の締めを他国に委ねるリスクがどれほど大きいかを。
斉が昌平君からの打診を情報として趙側に売ればそれで秦もお終いでした。
王翦が王建王の人物をどれほど理解していたのかは明らかではありませんが、地理的に趙をはさんで情報漏洩を防ぎつつ、昌平君のもとで交渉実務がどのように展開されたのかは気になるトコロです。
そして、この新しい地図ですが、斉…、鄴からメチャクチャ近!?
( 地図 作画引用:原泰久先生 作 キングダム第638話 )
斉から見たら鄴、もう目と鼻の先やんけ!!(笑)
そして、李牧にとってみれば王建王には合従軍で離反されて、その後に春申君たちと斉に攻め込むぐらいのトコロまで戦っているので…、
もしかしたら一度は背後を懸念したはいいけれど、あまりにも朱海平原戦が長かったので、その警戒もいつの間にか忘れてしまっていたとかいうオチなのかもしれません。
カイネと側近連中の反応をみていると、李牧側としてもホントに黄河は秦側の水上だけしか守備がいなくて、
水際作戦の展開場所である黄河の接岸部分側に関しては全く部隊を展開していなかったのも仇となっていた様です。
また、個人的にもの凄く気になるのは、この鄴攻めが始まるまえに、李牧と王建王はサイタク老を交えて三人同時に移動して秦王宮に乗り込んできたワケですが、
その後の帰国の道中で李牧と斉王の間で何もやり取りは無かったのでしょうか?
李牧が最終的に斉方面からの導入ルートに気が付いて大慌てするに至ったわけですが、読者の知らないの部分で、
何か王建王や斉が秦に与するであろうと思しき何かを感じとっていたのかもしれません。
ココから先は、占領策戦移行に向けた戦勝処理フェーズでしょうか?
改めて、次週のネタバレ展開を考えていきたいと思い
次週のキングダム公開まで…。
さて、ここからは来週までの暇つぶしの話です。
毎週毎週、我々はキングダムを読むためにヤンジャンを買うので他の漫画や娯楽に金をかける気が起きません…。(笑)
次週、キングダム第639話が公表されるまで、とりあえず他の何かで暇つぶしがしたい人には、
映画、ドラマ、アニメなど充実してて、マンガ、ラノベ、書籍、雑誌なども豊富で見放題のU-NEXTで待機するもいいんじゃないでしょうか。
作画がカナリ微妙なキングダムアニメ第1期や…、
逆に一気に絵が良くなってけっこう見れるアニメ第2期なんかも、レンタルで金をかけずにここで見てしまうもアリ。
映画版もワザワザ映画館まで行ってまで見る気がしなかったケド、やはりファンとして義務的に見ておかなくてはアカンかな…、
とか悩んでいる人もココで無料期間のウチにサクッと見てまうでいいと思います。
― キングダムネタバレ最新638話 以上 ―
次回もこの先の展開について、キングダムネタバレ予想をすすめていきたいと思います。
皆さんの予想やコメントもいただけると嬉しいです。どうぞお気軽に。
Twitter:しんいち ダム垢(@takikomigohande)
前回の予想⇒キングダムネタバレ最新638予想昌平君への伝言内容判明で補給解決
前回の本編⇒キングダムネタバレ最新第637話 鄴の命 考察 黄河で補給軍全滅