昌文君「王を一人残して下山出来るわけがないだろう!!」
壁「大王、ここは一旦下山して他の手を考えましょう」
と、二人して何を言わんや・・・。
てゆーか、昌文君。
政と一緒に山の民の力を借りるしかないと言う考えに至ったのは、あなたのアイデアでもあったハズですが、壁さんに至っては、今更、戻ってどうなるねん。💦
いや、囲んでいる山の民の連中見たら、もう引き返すなんて無理とかわかるでしょう。
バジオウ「王は秦王に会うといっている、だから秦王は連れていく。」
まあ、勝手に彼らの領土に踏み込んできたのは、政の一行なわけで、
いまさら、「なんだと!?」とか言って、政以外は正直状況分かってません。
というか、今の半死半生の昌文君達で勝てるような連中に、助けを求める求めたところで何になるのでしょう。
バジオウ「早く知ろ、今日は血の気の多いやつらが集まっている。」
と、右下のコマに居るのはシュンメンでしょうか??
彼も、まだ仮面のデザインが安定していないようです(笑)
そして、ここでタジフが初登場ですね、
バジオウの横から出てきて、政を拘束しようとしたのでしょうか??
おもむろに政に手を伸ばしたところ・・・。
ここで、信。
大ぶりのパンチでタジフを殴り飛ばします。
いきなりどっから出てきたのか??
そして、どういう風に殴ったら、こんな形で人間が吹っ飛ぶかはさておき。(笑)
あと、よく見たら、ここでちゃんとタジフの仮面の装飾が折れてますね。
信「お前らの言い分は分かったぜ、今度はこっちの言い分だ」
「お前らこそ皆殺しに会いたくなかったら、俺たちを王のところまでとっとと連れてきやがれ!!」などと啖呵を、
しかも、指揮官でもないのに、「抜刀!!」とか言い出す始末。
いや、百パー勝てないから。苦笑
バジオウもそれに応じて仲間に襲い掛かるよう、号令をかけましたが・・・。
「待て!!」と政の一言で、全員の動きが止まります。
昌文君や壁はともかく、言葉の通じない山の民までもが動きを止めるとはさすがです。
そして、山の民の要求通り、一人で向かう事を伝え、王命として仲間に下山を促します。
信「俺はお前の剣じゃなかったのかよ?」
政「話し合いに剣はいらん」コレは初期の名台詞だったでしょう。
そして、政以外は全員下山。
壁「あれは」招待とは言わない、ほとんど拉致だ。」
信「アイツ殺されるぜ」
と、ここで昌文君のカンに触ったのでしょうか??
寝ころんだ信におそらく本気で剣を振り下ろします。
「テメエが連中を刺激するような真似しやがって!!!」
と思っているに違いありません。(笑)
この時の信も昌文君に対しては、テメエ呼ばわりだの、おっさん呼ばわりだので、
一切、敬意などもっていませんからね。
痛めている足を平気で、蹴りつけて笑って反撃しています。(笑)
そして、ここで昌文君も観念。
もちろんこの時点で昌文君も信の事など嫌いだったに違いありませんが、
口惜しいが、今の自分より信の方が政にとって役に立つことを認め、
王を追ってくれと頼みます。
「殿が大王以外の人間に頭を下げている」と、壁さんもビックリです。
信「オッサン、頭下げるだけ無駄だぜ、最初から時間をおいて追いかけるつまりだったからな」
「アイツに死なれちゃ家も土地も手に入らねェからな」という信に。
「そうか、ならば早くいけバカ者」とお互いに素直になれない時期の二人が描かれます。
まあ、この時点ではお互いに何を言っても、売り言葉に買い言葉になるのでしょう。
河了貂が信についていくそばで、昌文君が再び信に声をかけても、
信は小声で「何だよしつけーな」とか言ってます。
そして、
昌文君「漂のことはすまなかった、こんなハズではなかった許せ・・・。」
「大王のコトは頼んだぞ」
信「おう・・・。」
そこからは、無駄なやり取りが途絶え、
おそらく信も河了貂と一緒に山に歩みを進めたのでしょう。
男同士、本当に必要な会話には、やっぱり言葉は多く要らないのだと思いました。