( 作画引用元 原泰久先生 作 キングダム804話)
史記 秦始皇本記 始皇16年(初めて男子の年齢を籍に記させた。)
なるほどと思いました。
事実的には、今まで秦に存在していた、戸籍に、男子の年齢を記録するように、戸籍記載の精度を上げたというのが、歴史的な顛末なのですが、神(作者)様的には、この点を、なんとなく、最初から統一的な戸籍を作り上げた風にアレンジされたのだと思います。
まあでも、どの道、人死にまでも出して、よくやったよ、秦国の文官団ご一同様…。(泣)
全国から集まってくる、徴収兵の皆様も、何やら、多様な異民族の風貌を持った連中だの、今まで戦とは距離を置いただけ、壮健に過ごしてきた方々だの、全員新兵なのに、どこか、頼もし気に見えて来るような気がします。
それこそ…、、
軍隊として、訓練を受けていたハズの、秦国東北軍の皆さんよりです。
コレは何故なんだ??(汗)
始めから、東北軍が“咬ませ”だったのは、最早、誰の目にも明らかなのですが、いきなり残酷過ぎる扱いの違いを目の当たりにした思いが致します。。(泣)
後々、今回のお話でも、関常が『新兵の訓練すらしておらぬのに。。』と率直な意見が吐露されていたのですが、コレを軍団としてモノにしてしまう、騰や録嗚未…、更には、要地に配備された王賁や蒙恬が凄いという事になるのか??
それとも、トンデモネー地力を秘めた秦人達が、今まで国民として捕捉もされておらず、眠っていただけなのか?
あるいは、訓練された正規兵団であるハズの東北軍をロクに使いこなせなかった、王翦達がショボすぎただけなのか??
いやいやいやいや??
もう、それら全部が、事の顛末の事実となってしまうのでしょうか??
というか??
趙サイドの報告でも、既に30万人オーバーの新規動員が適ったのなら、別に、昌平君的には、征服後の韓の国力をアテにしするために、敵(韓)の損害を抑えて攻略を進めろなんて、オーダー意味なくないですか??
むしろ、正攻法で最速最短で真向、ねじ伏せた方が、双方の損害も最小になるとも考えられるような??
とは言え、今回ばかりは、列国の皆様方も、特に魏と趙の皆さんに関して、揃いも揃って後手を踏みまくってくれている様子から、開戦模様がスタートとしております。
李牧さんが、ノーリアクションなのが、やたら却って気にはなりますが、先ずは、今回のキングダム本編について振り却って行きましょう。
キングダムネタバレ-戸籍完成のその後
咸陽にて、まるで最後のドミノを設置するように、木棺を棚に収める文官。
最早、瞳孔が開きっぱなしになった李斯と昌文君が、無言で、感極まっては、ぶっ倒れ!!
コレが、秦国全国民戸籍完成の瞬間です。。
よく頑張ってくれました。。
いや?つーか、このまま李斯も昌文君も起きてこないとか、そんなんは無しにして下さいよ、神様。(汗)
で、冒頭のとおり、、。
史記 秦始皇本記 始皇16年(初めて男子の年齢を籍に記させた。)
恐らく神(作者)様的には、事実としては、今まで秦に存在していた、戸籍に対して、男子の年齢を記録するように、戸籍記載の精度を上げたというのが、歴史的な話であったのを、なんとなく、嬴政たちが、最初から統一的な戸籍を作り上げた風にアレンジしてみたかったのが、キングダム戸籍なのだと思います。
しかし、これは中々の手ごたえで、物語に弾みがつくきっかけになった模様です。
早速の、完成した戸籍情報で、徴兵動員を仕掛ける昌文君曰く-、
昌平君『昌文君、李斯達の奮闘のお陰です、文官達の疲弊と犠牲は想定以上でしたが、出来上がった戸籍もまた想像以上の精度です。』
その言葉の通り…、
全地域から、人口分布に合わせて、一定の割合で、出兵を掛けた今回の動員。。
兵に駆り出された、各地の住民や当事者は、それこそ、『大した兵数の動員じゃない。』と感じていたようですが…、
次第に、各地からの兵員合流を繰り返すうちに…、
その軍勢の規模が、数万どころではない大動員であることに気が付いていきます。
そして、その規模故に、必然、この秦国の異様な新兵郡の出現を察知して、にわかには信じられない騒ぎに発展していきます。
キングダムネタバレ-最初の幸運、初動で驚くだけの列国
どうやら秦国内での大動員を最初に察知したんは、趙のようです。
李牧さんが、引き続き駐留している番吾では…、
秦国北部地域から、八万の塊となって閼与に向っているとの連絡が入ります。
既に、秦国の中央と南部方面でも、15万人規模の動員が為されているとの報告が入っていた模様で、すなわち既に知るトコロで、はや、23万人規模の兵員移動が、秦国から発せられている事が、彼らの目にも判明しております。
昨年、李牧軍に大敗を喫した直後での大動員。
何故そんな事が秦国に可能であるのか?
残りの兵員をかき集めて動かしたに過ぎない! 普通に考えたら、それくらいしか推測できないのは、その通りなのでしょうが…、
この点、李牧さん的には、『流石に秦王嬴政と昌平君がそんな短絡的な動員許すわけがないよな?』と、かなり困惑気味です。
まぁ、秦国内の諜報が不足していて、この大動員劇の背景が理解できないのは、分かります。
ただ一点、李牧さんサイドで残念なのは、本篇ではサラッと描かれただけだったのですが、李牧さんたちは、閼与と太原を結ぶ秦国側の北部侵入ルートを、どうやらそのままにしているようですね。。
上記の『(秦軍が)秦国北部地域から、八万の塊となって閼与に向っている。』との報告でその様子が伺えます。
番吾で勝ったのは良しとして、その後、秦軍が一度陥落させた狼孟周辺はそのまま秦軍の勢力圏に残してしまっているのでしょうか?
李牧さんとしては、損耗しきった王翦軍の状態を利用して、敵の最前線かつ邯鄲の喉元でである閼与の補給遮断、侵入経路封を進めて置けば、既に自分の領地となった武安を拠点として、王翦の拠点である閼与をより牽制できたのではないかと考えられます。
秦軍の兵力増強の背景を知らなかったにしても、とりわけ、サッサと閼与の封鎖に動けばよかったタイミングを放置した結果、早々と、王翦相手に8万規模の兵力補充を許してしまい、番吾で得たの敵兵力損耗のアドバンテージすら、半分消失しかかっているのが、草過ぎますwwwwWWWWW
これ、アトで蒙恬が黄都に入って、趙の援軍遮断に出た際に、間違いなく李牧さんは、更に後手を踏みまくるが間違いないです。
また、秦軍の情報を掴んでいるのは楚も同様です。
ただ、過燐は、どうやら李牧さんと違い、秦国内での文官の動きや、戸籍作りに勤しんでいた事まで報告を得ていたので、今回の秦軍動員が、その国土全土を再掌握した上での動員で在る事を、分析しています。
いつものように、バミュウ君虐待で、その興奮を表現しながら、秦王嬴政と昌平君の執念深さに感嘆。
蒙武軍にすら、秦兵力が増援されつつある中で、その戦意を高揚させます。
今回の話とは全くカンケ―無いけど…、
クッソ…。
バミュウ君の顔を見ていたら、オギコが復帰して欲しくなってきました。。
オギコVSバミュウ…。
皆さん、コレ絶対に見てみたくないですか??
ある意味、ゴジラVSガメラ、馬場VS猪木みたいなもんじゃないですか。。
キングダムネタバレ-唯一、当事者として反応する魏
さて、上記の通り…。
秦軍の動きについて、察知したものの、残念ながら、今戦の当事者としての反応に完全に出遅れてしまった李牧さんに反して、即座に、軍で対抗した出したのが魏です。
秦が新兵力の動員で、渭水(黄河)の東進に乗り出した以上、当然、自国への侵略を警戒します。
其処にさらに、韓と接した自国の拠点、洛紫の対岸拠点に秦の輸送船団が結集している情報までもがもたらされます。
韓を飛ばして、洛紫に軍を進める秦軍の意図は??
鳳明が、その意図に気付きます。
鳳明『奴らの狙いは韓です。魏の援軍を断つ気なら、正に洛紫が狙われる。』
そうなれば、先ずは時間との勝負。
急ぎ洛紫城に、鳳明は対沿岸迎撃の指令を飛ばします。
今の時点で、自分やガイモウさんの出陣を宣言していないのが、鳳明のリアクションに欠ける点のように感じるのですが…、
強いて言うなら、ココが魏の対応の出遅れとして、影響が出てくるのかもしれません。
この点、予想編でも深堀したいのですが…、
魏の拠点である、洛紫を陥落させて、その後、守る。。
相当、王賁からして見れば、至難の業だと思うのですが、何気にコレって、対岸の鄴がどれだ玉鳳をバックアップできるか??
王翦パッパは閼与で拗ねてないで、既に8万も増援してもらっているんだから、既に征服した旧趙南部領土を活かして、間接的に蒙恬率いる楽華軍と玉鳳軍をどれだけ支援できるか??
上記の通り、李牧さんがノーリアクションの間に、どれだけ昌平君らの意図を汲み取って、支援できるかカナリ重要だと思いますよ。
ムッスコの足引っ張るとか、最大級に惨めなので、ここはこれ以上の対応をミスらないで欲しいです。
番陽『我々が5万で止めるには限度がある。』
王賁『限度など関係ない、敵が何万来ようが玉鳳が全て返り討ちにする!!』
関常『だとよww』
亜花錦『ギギギ、船楽しい~~w』
うーん?ここでのベストバウトは何でしょうかね??
対魏火龍ガイモウさんもいいですが。
亜花錦VS荀早の曲者対決など、めちゃクチャ面白そうです。
これは楽しみです。
そして、蒙恬が防衛に入る、黄都戦ではどうなるでしょう…?
フテイあたりが南下してきても…、残念ながら、ヤリチン蒙恬VS童貞フテイでは、全く勝負にも話にもなりません。
陰キャの舜水樹が出て来てきて、結局また、何がしたかったのか分からない戦線が展開されるのもと予想。
さて、次回はどうなるでしょう?
次回は、、あれ??
きゅ、、…、休、、載…だと??
- キングダムネタバレ最新804話 以上
次回もこの先の展開について、キングダムネタバレ予想をすすめていきたいと思います。
皆さんの予想やコメントもいただけると嬉しいです。どうぞお気軽に。