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キングダム本編考察

キングダムネタバレ最新第580話最強の瞬間 考察

投稿日:11月 15, 2018 更新日:

(王賁 作画引用:原泰久先生 作 キングダム第580話から)




連携部分に上手く亜花錦を再投入させてて来たのは、前回のキングダムネタバレの予想どおりでしたね。

ただし、このまま覚醒の勢いで勝つなら亜光復活のカードを切る局面はもうないかも。ここまで引っ張ったら、さすがにもう一度ピンチ煽り回を挟んで、秦軍を下げている暇がないようにも見えるので。

結果的に、飛信隊の単独突撃にならずに済んだ点が確認できただけでも、分析材料の収穫があったように思う。

てゆうか亜光軍、しっかり大将代理いるじゃないか。(笑)

一点、非常に残念なのは、先週書いたキングダムネタバレで、『神(作者)は王賁の演説のセリフまでは思いつかないのだ!』などと書いてしまって非常に申し訳ありませんでした。

実際、キングダム579話を読んだ直後の時点では、先々週の578話まで、王賁の非嫡子問題などでピンチ煽りを引っ張っていたのに、肝心の王賁の演説はミュート(無音化)されていたので、見たまんまスルーされてると思ってしまいました。

流石に、ここにきて、王賁の演説がスルーされるっておかしいだろう。と突っ込んだつもりだったのですが、少なくとも先週(11/8)の時点で、キングダム580話のネームは出来ていたハズなので、王賁の目論見を亜花錦に連動させるために、信、飛信隊の見せ場を先行させていただけだったのですね。

神(作者)様、無礼な記述、本当に申し訳ありませんでした。

で、“隊の覚醒”ってことで士気を爆発させて突撃した飛信隊。

額面通り、覚醒した飛信隊が描かれるわけだから、サブキャラの躍動を期待したのですが、出てきた最初のサブキャラってお前らかよ惇兄弟!?まあ、キングダム510話で列尾城落とした直後からいい味出していたけどね。干斗のように、いまでもブタ兄弟とファンに言われているだろう。(笑)

キングダムネタバレ-王賁、玉鳳隊も突撃



初陣を共にした100人隊の玉鳳隊、その初陣のときから王翦(オウセン)陣営には入らず、独立遊軍であったことが語られます。(何気に、すでにキングダム539話で関常が初陣時から玉鳳隊が王箭軍外の待遇であった旨は記述されていましたね。)

キングダム考察-王賁まで演説する

結成当初から現5千人規模に成長してきた玉鳳隊、言い換えれば王賁軍は、秦軍のいずれにも類しない独立部隊として、最後まで王賁一人と共にある独自の軍団であることが語られます。

そして、今の窮地に立たされた秦軍右翼の状況こそ、本来の玉鳳隊本来の実力を発揮すべき戦場である旨までが言及されています。

この部分は飛信隊の信の演説では語られなかった、戦闘の勝敗を決める一番重要な説得力の部分として、重要なフレーズになるでしょう。

飛信隊のように信念と感情的な背景の昂ぶりがあるだけでなく、王賁の演説は信のそれとは異なった特色を感じさせます。

実際に彼の演説の内容を吟味すると、上述のとおり王賁は、状況に対する自軍の強みとして、結果的に勝利に繋げるための自信と根拠を仲間に認識させている点を述べているからです。

この点は、話しているのが普段から冷静な王賁であるために、ある種勢い頼みの感が強かった、前回の信の演説からの突撃シーンを読者に対して補強するという意味では大きな効果があると思います。

今回の冒頭では飛信隊と時同じくして、とあるので時系列的には信と王賁が同時並行で演説していたことが補足されています。

さらに言うと、もし飛信隊が突撃を開始したあとに、まだ王賁が喋っているとかだと、かなり間抜けな感じもするのですが、気付いたら突撃のタイミングまで合っていたことが分かります。

そして、当然、信と王賁の本人たちが狙って仕掛けたものでもない為に、敵将側から様子をみても、うかがい知ることが出来なかったというところでしょうか。

尭雲と趙峩龍は動じていませんが、趙兵は「なんだ!向こうから攻めてきたぞ?」などと言って驚いています。

キングダムネタバレ-王騎将軍の戦闘を再現



矢の迎撃を騎馬隊が躱し、歩兵がおとりになる。

そして、そのまま加速した騎馬隊が趙軍に激突する。

キングダム考察-飛信隊の突撃

キングダム馬陽戦で王騎将軍が騰とともに見せてくれた戦いを再現しているかのようです。きっと多くの読者様もキングダム15巻157話~158話を思い出された方も多かったでしょう。

ここで、最初にがんばったのが新人兵の豚兄弟…、ではなく惇兄弟と干斗。既に矢が刺さりまくっていますが関係ありません。まずは飛信隊の中でも一番格下の彼らを描いてこそ、士気と強さが底上げされている様子が描かれています。

『もう誰にも飛信隊を止められねェぞ、趙のクソヤロオ共っ』

趙軍が縦密集で歩兵の突撃に備えた瞬間、矢を躱したはずの騎馬隊を引き連れて再結集したのが楚水さん。結果、歩兵と騎馬の異なる兵種が入り乱れて趙陣に突貫。

あとは、開いた横陣に入って暴れる。

ここは流石の飛信隊、もう指示などなくても、乱戦でどう動けばよいのか体が覚えているような動きです。

軍師である河了貂もカナリ前に出てきていることが分かります。

彼女の側近の一人が「河了貂、いいのかこんな戦い、隊形も何も…、」と見たままを語っていますが、突撃の際だけでなく、確かに騎馬であるはずの田有が歩兵の尾平やコウ君のすぐ横で戦っていたり、先ほどの新人兵たちの見える距離で信が矛を振るって戦っています。

河了貂の解説曰く、「理屈じゃない、飛信隊は、今この瞬間が、今までで一番強い。」実際に、突撃して軍を進める飛信隊の兵は、今回の描写では一人も倒れていないのが分かります。



キングダム考察-玉鳳隊の突撃

王賁推しの方にとっては少々残念ながら、冒頭での演説があったためか、突撃の書き込みが飛信隊より少ない玉鳳隊ですが、

「邪魔だあ!賁様の道を開けぬか下郎がぁ!」と隊士が叫んでいるように、ここで気が付くのは、むしろ王賁は隊士の力に任せて自身は先頭に立ちつつも、体力は温存しているように見えることが分かります。

何気に小さなコマですが、玉鳳隊隊士の槍…、硬くて丸みを帯びたはずの敵兵のヘルメットを貫通して趙兵の頭部を穿つとか、やはり凄い実力の戦士がそろっています。

 

キングダムネタバレ-亜光軍、やはりの亜花錦



前回のキングダムネタバレでも予想はしていましたが、原先生、思ったより早く亜花錦による連携カードを切ってきました。

しかも、段茶大将代理という将校もきちんといたのですね。(笑)

この期に及んで、弱気な表情しか見せない段茶大将代理ですが、ただ一人、王賁の動きの意味を理解できる亜花錦がそばにいるので安心です。

飛信隊と玉鳳隊に少し遅れて亜光軍が動き出すことになりましたが、実質的に亜花錦が中央に配置されることで両2体の動きと勢いが、亜光軍に伝播しつつある状況です。

キングダムネタバレ最新第580話明日までに 考察 以上

次回もこの先の展開について、キングダムネタバレ予想をすすめていきたいと思います。

皆さんのキングダムネタバレ予想やコメントもいただけると嬉しいです。どうぞお気軽に。

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