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キングダムネタバレ575李牧、準備不足の朱海平原

投稿日:10月 5, 2018 更新日:

(信 作画引用:原泰久先生 作 キングダム第561話)

キングダム、ひと段落したらスグ休載。

キングダム鄴攻め編、岳嬰との戦闘だったキングダム561話から朱海平原が再開。

作者の残した変数部分に焦点を当てることで、可能な限り作者のネタバレ思考追跡に挑戦。

10月11日ヤングジャンプ掲載予定、キングダム第575話についてネタバレ予想。

木曜日だけがキングダムの日ではない、表面化しない要因も考慮に入れられるか、それもまたキングダムファンの一週間の戦いである。

キングダムネタバレ第574話おさらい



9月13日ヤングジャンプ掲載キングダム。

詳しい考察⇒【キングダムネタバレ第574話 解放者 考察】

前回の予想⇒【キングダムネタバレ574遼陽から朱海平原への転換】

ネタバレ考察-壁のトドメ

断末魔さえなくロゾ即死。

テンポがよかった、というか作者ももう終わらせたかったのだろう。

ココから作者も緊張感を一気に緩めていきます、

楊端和は戦意喪失した犬戎たちを横目に見る。

部下が近くにいるためか、「問題はここからどうするかだ…。」と言ってますが、

本当は楊端和の中でも、コイツらをどうしたいか?コレから先、実際にどうなっていくか?ということも、見当がついていたハズです。

舜水樹は、遼陽城が陥落した様子を見て唖然。

城を占拠する山の民軍の多さに奪還行動もとれません。

間を置かずに楊端和が犬戎を引き連れて後方から出現。時間差を作らずに趙軍に追いつけたのは犬戎達が先導して駆けつけたからだと思われます。

また、やっぱりというか(笑)

ある程度の損害が発生しているにせよ、もともと9万人もいた彼らは再びどこに行ったのでしょうか?

少なくとも、キングダム574話の12ページ 2コマ目の全体像を見る限り、万単位で残存している様子には見えません。

キングダム考察-現実否認する舜水樹



特に名前の設定はない様子ですが、ここで一人の犬戎の老戦士が登場。

楊端和に代わって彼が舜水樹に話しかけます。

そして、「どうゆうことだ?」と、問い詰める舜水樹なのですが、

ここで姿の見えないロゾについて何とも思わないのでしょうか?

犬戎老戦士が丁寧に、ロゾが死んだことでまで教えてくれているのに、そこは耳に入っていない様子です。

「とにかく話を聞け舜水樹」とまで、

この老戦士に諭される始末。

これでは、どちらが高度な文明国側の人間であったか?そんな立場も逆転しているようにしか見えません。

また、この老戦死が語った、趙国への本音の部分が一番重要ですね。

「我らはロゾ様に圧制を敷かれていたが、趙のお前たちはそれを知って無視していた。」

この瞬間、舜水樹は何も反論できずにいますが、

『クソっ!

負けたのは李牧様の責(せい)だ!』

などと、内心逆ギレしててもいいかもしれません。(笑)

しかも、前回読者様からコメントを頂いているように、キングダム574話で語られたこのネタバレ、

一般の犬戎目線から見れば、無視されていたどころか、実際に李牧がやっている事って、カナリ質が悪いです。

わざわざ趙の宰相自らがやって来ては、

供物を捧げてまで、

犬戎王の人質文化を公式承認していたようなもんですからね。

「奴は(楊端和)が侵略者で、今は犬戎を利用しようとしているだけだ」と、

食い下がる舜水樹ですが、

逆に、犬戎を戦争に巻き込んだのは誰?」と、返されたらどう答えるつもりだったのでしょう?

しかし、あえてそこには触れず、楊端和を立てつつ、

これ以上のキングダム遼陽戦の厭戦を回避する犬戎老戦士、いきなり登場したにも関わらずいい仕事してくれてます。

また、この名もなき名脇役、

『鄴ではない方向へ行け』と、

舜水樹の逃亡先も指定、そうでなければ犬戎軍の追撃があるコトまで宣告。

楊端和軍の当初からの最大の作戦目的まで、

名もなき脇役のたった数行の台詞で、あっさりとカタが着いてしまいました。

ネタバレ考察-最後は壁から



遼陽城に入って、飯を食らう秦軍と楊端和軍。

食事のトキでも仮面を取らない山の民。(笑)

壁が目覚めて、山の民達が彼の名を呼びます。

仲間に肩を貸してもらって歩く壁、今回もやはり大丈夫でした。

何かを伝える為に、楊端和に歩み寄ります。

キングダム遼陽編の9日目の前夜、天幕の中で楊端和に戦果の誓いを捧げただけに、ここで堂々とした報告をしたいところ。

一旦は、決着のついたキングダム遼陽戦ですが、

朱海平原への転換の前に、壁によってこの場のまとめが託されました。

また、楊端和が、遼陽での勝利をキングダムの鄴攻め全体に活かすことができるか?

その判断もここからは気になるトコロです。

キングダムネタバレ575李牧、準備不足の朱海平原



結論から言って、王翦は楽勝。

しんどいのは、信や王賁だけ。

目先バトルの一喜一憂が王翦の“戦“の醍醐味であるハズが無い。

総大将である王翦(オウセン)と李牧が参陣する閼与軍との戦い。

開戦9日目以降、王箭軍右翼の戦い、キングダム鄴攻め本命が始まる。

キングダム鄴攻め編を再考し、現状のキングダムネタバレ筋で考察されている論点を含め、下記の観点からネタバレ予想と考察を進めていきます。

1.王箭(オウセン)の持つ変数の大きさ

2.鄴に先立つ閼与城占領作戦についての具体的予想と再検証

3.キングダム575話開始直後からの朱海平原の状況予想

前回からのキングダムネタバレの楊端和軍の戦後処置に続き、キングダム574話終了時点の分析も加え、王翦と李牧サイドからのネタバレ内容と戦闘の流れを整理しました。

キングダムネタバレ-1.王箭(オウセン)の変数の大きさ



合戦の見た目の窮地で騒ぐだけなら誰でもできる。

先ず戦争で何よりも重要なのは、報です。

強いて例えると王翦と李牧はお互いのコトをどこまで知っているか?という視点でしょう。

キングダムに限らず、戦争における情報の収集と撹乱の重要性は、改めて論ずるまでもありませんが、現状の王翦と李牧が、その重点をどこまで運用出来ているか?

今回、キングダム休載というタイミングで、李牧と王翦のもつ視点について、もう一度洗い出すことが出来たと思います。

そして、

キングダム鄴攻め編が開始されて一年以上蓄積した事実と、それ以前の過去のキングダム各話の派生事実とを比較することで、

王翦が異様なまでの変数の大きさを持っていることがわかりました。

どういうコトかと言うと、

王翦の武将としてして持つ戦力や全容について、

後で、作者が都合よく設定できる余地が大き過ぎるということです。

キングダム情報戦-李牧率いる趙軍、情報戦で完全敗北

『王騎がこれまで一度も趙の北部軍と戦った経歴がないことを調べていた…』

これ、李牧初参戦時のナレーションですね。(キングダム16巻)

では李牧は、今回の敵の総大将である王箭の能力をどこまで調べ上げているのでしょうか?

多分、何もやっていません。



❐キングダム考察-五年間成長なしの李牧

先ず、キングダム鄴攻め編の李牧は、開戦以前の情報戦の時点で完全敗北していることがわかります。

政や昌平君の前で偉そうに啖呵をきっておきながら、彼は軍略家として一体なにをしていたのでしょう?(キングダム491話参照)

特に、キングダム合従軍編以降の数年間、李牧は情報収集の面において、ロクな準備をしていなかったのが明確です、

特に対楊端和においての見解がそれを端的に物語っています。

「あれは、5年前の合従軍戦で蕞を開放した軍勢ですが、

圧倒的攻撃力を有しているということ以外は多くの謎に包まれています。」(李牧談:キングダム518話参照)

あの?原先生?

その蕞攻防戦で、

李牧はアレだけ散々と山の民軍に痛めつけられたのに、

その後の五年間で取り組んだ、

山の民軍対策は全く存在していなかったんでしょうか?

確かに、一時期宰相を罷免されていた時期とかありましたけど、そうであったとしても、五年間あれば、秦軍の全武将について調査する時間は必ずあったハズです。

キングダム合従軍編後、秦が魏の大都市である衍氏(エンシ)を楊端和が攻略した時も、

政が「列国に、こちらの手札を見せるのが少々早い気もするが…。」心配していましたが、

その心配ですら全くの杞憂で終わっているのが、もう笑い話でしかありません。

このように、

戦場で自分が殺されかけたような相手の情報ですら全く集めない李牧。

まだ、一度も戦ってもいない王翦のコトをしっかり調べていたか?と問われれば、

正直、今さら作者でも、

「李牧は王翦の情報対策だけはしっかりしてました」などと、

都合の良い背景を作り出すことは難しいでしょう。



❐キングダム考察-秦軍の情報力

対して、秦軍の情報戦というコトであればどうでしょう?

王翦自身の対応から分かるのは、

王都圏に尭雲と趙峩龍が配置されているコトなどは、既に想定済みであった様子が伺えます。(キングダム542話参照)

また、趙国内に入る以前から、

真逆の国境線で発生している燕軍侵入の情報を、李牧などよりも早く、独自経路で入手成功していたり、(キングダム501話参照)

極めて少数であったとはいえ、敵国内で、

いとも簡単に列尾城と鄴城の間を往復して、

強行偵察を完了するほどの、

隠密性と地理的習熟性を見せています。

また、総大将である王翦だけでなく、いち部隊長レベルでも、

情報戦への姿勢について趙軍との違いが見て取れます。

王賁などの発案で、岳嬰が慶舎の部下であったという情報をもとに、作戦提案を進めている様子が描かれていたり。

蒙恬もまた、李牧軍の右翼将を務める紀彗軍を、“丸裸”と断言するほどの調査ぶりを見せています。

さらに、この蒙恬を切り口に考えれば、

李牧は、上述の蒙恬への警戒心すらまるで見せていません。

アレだけ深く警戒して、

築城を重ねてまで防衛網を敷いた趙西部の黒羊に、

秦軍の誰が配置されてたのかすら知らないようです。(実際に、黒羊の近辺に領土を持つ紀彗と馬呈たち本人まで、蒙恬のコトをまるで知らない状態で開戦。)

そこに李牧は舜水樹の意見に乗って、政とは真逆で、全くの警戒もなく、手の内が明かされ切った武将である紀彗を大将の一人として召喚しているだけでなく、(キングダム500話参照)

直近まで、黒羊で趙を観察し続けていた蒙恬の前に配置していますね。

【※直近のキングダム遼陽戦で、遺憾なくマヌケっぷりを発揮した舜水樹だが、既に、この時点で味方の足を引っ張っていたのは驚愕である。】

李牧の対秦軍への準備というコトであれば、

黒羊地帯の敗戦を契機に、上述の通り築城策に取り組んでいましたが、コレはただ単に防衛費にモノを言わせてハードを増やしただけの話でしかありません。

日本の箱モノ行政と全く同じ。

また、情報という論点で趙軍を見れば、

今は戦死してしまった岳嬰の語る情報からも分かるように、彼は友軍の指揮官である趙峩龍と馬南慈のコトすら知らない状態で参戦。

敵軍の情報だけでなく、味方同士の情報共有ですらこのレベルです。



キングダム情報戦-王翦の隠し持つ潜在戦力

キングダム鄴攻め編で王翦が登場しない。というよりも、

単にこれまでのキングダムのとおり、一貫して王翦のもつ実力を読者に隠ぺいしているだけのことだと思います。

自身は少しでも敵から情報を集めつつ、

同時に、敵に情報を与えないほうが断然有利になる。

李牧自身も「まずは相手を徹底的に油断させることに全力を注ぐ」と言っています。(キングダム山陽戦編)

ただ、そうは言っても、

この点、王翦に比べると李牧はどうしても不利になります。

読切りの頃から登場して、

雁門で対異民族戦の将軍をやっていた経歴も今はバレバレ。

側近のカイネに至っては、

楚趙密談の折に、信に向かって「タダの軍師と思っているのはお前らの勝手な認識だ!」などと、自ら敵に余計な情報を与える始末。(キングダム260話)

また、

李牧は、軍の司令官でありながら、

同時に宰相としての地位があるため、

人の接点が際限なく広がり、

嫌でも情報の間口が大きくなりすぎる。

正直、これは致命的でしょう。

では逆に、王翦はどうでしょうか?

実力と、家柄と、領土は持ちながらも、

名声だけが無かった王箭。

もしも、列国の軍部が王翦を仮想敵として認識したのなら、

王翦の経歴として、

・戦歴(蒙驁軍副将以前も含む)

・秦国内の地位(発言力)

・王翦の領土の場所と生産力

・配下の武将と動員兵力、、、etc

最低でも、この程度のコトは、平常時から内偵を放って明らかになってもおかしくないハズです。

特にキングダムの王翦に関しては、

王翦が邦(くに)と呼んでいる領土内に、どれだけの人材と兵力を抱えているか?

キングダム鄴攻めに随伴する将校以外にも、有能な幕僚が人材がコレクトされていると誰もが気になるのは当然のことだと思えます。

しかし

作者はこういった情報は一切出してこない、

余白として、設定すらしていないでしょう。

これはキングダムが娯楽作品という“ユルさ”でもありながら、

“変数”として、

今後も、王箭の強さを後出しジャンケンのようにキングダム内で再設定する余地として残されていくでしょう。



ネタバレ考察-李牧の持つ選択可能性の乏しさ。

前項で説明した王翦の状態と比べると。

李牧はキングダム内で既に定まった、厳しい制限が異様に多すぎます。

まず、趙王が出兵を禁じたため王都兵が使えず、自国内であるにも関わらず、兵の補充が困難になっています。

その他の兵は、すべて国境封鎖と桓騎を囲むだけの鄴に使っているので、

せいぜい、楊端和に負けた舜水樹軍が合流するかも?程度がプラス材料でしょう。

さらに人材面が特に深刻です。

尭雲と趙峩龍、馬南慈を残して使える将校が全くいない。

馬南慈も使える奴か?と聞かれればカナリ怪しいです。

単純に原先生に対して、

旧黒羊戦メンバーではなく、もっと強いキャラを考えろと言うのも流石に厳しいでしょう。

この点、王翦には成長する、信、王賁、キョウカイだけでなく、田里弥、倉央といった隠れた将校が残っています。

また秦軍は、キングダム499話で伏線化した昌平君のサポートイベントも残っているのも明確な強みでしょう。

コレは、後述する閼与という都市が秦に近すぎる点からもサポートとして連動しやすいです。

無茶苦茶でも、秦が自国内から、直接、閼与に向かって援軍と兵糧を発することすら可能だからです。

それでも兵数が圧倒的に趙軍が有利ではないか?とも考えらますが、

現在のキングダムの戦闘ネタバレに関して言えば、最早、兵数は全くアテになる判断材料になりません。

合戦がある程度進めば、兵数などは、あえて不明確にしてピンチの強弱をコントロールできるからです。

現に、収束したばかりのキングダム遼陽戦や、王箭軍右翼の尭雲軍、馬南慈軍、飛信隊が全て既にそうなっています。

明確に名前のある、岳嬰のような武将の死亡は当然取り消せませんが、

兵数の不明確なモブ兵の集まりなら、いくらでも修正が効くという立場の違いと考えればよいでしょう。

後述しますが、亜光はとりあえず生きて右翼の士気さえ保てばそれでいいので、実質、王賁が守って、信が旧世代象徴の尭雲を始末すれば、もうほとんど描くべきコトなど残らないでしょう。

キングダムネタバレ-2.閼与城占領の具体的予想



まず、この二つの図の朱海平原の位置に注目してください。

※キングダム519話の朱海平原の位置

※キングダム529話の朱海平原の位置

キングダムで出てきた単なる配置図の事後修正なのですが、

修正後の朱海平原の位置が、秦との国境近くの太行山脈(つまり閼与城の近く)に直されているのが分かります。

原先生はキングダム遼陽戦で既に、別動隊を興しての攻城作戦を展開しているので、また閼与でも、ネタバレとして同じ様なコトをするのか?と思い、

一旦、史実ネタである、閼与城陥落ネタバレの発生についての疑念を抱いたのですが。

むしろ、上記の配置の位置修整を見ていると、

遼陽戦における別動隊攻城戦のほうが事後発案であったと考えたくなります。

ネタバレ考察-閼与攻めへの誘導論点

史実ネタからも旧六将の胡傷が北部戦線を担当していたコトは明白です。

・白起、王騎、キョウは中央の趙、魏

・司馬錯、王コツは南方の楚

これに前項で論じたように、王翦が対趙方面での北部戦歴があるとでも後出し設定すれば、作者としても王翦が胡傷の対趙奢の閼与戦データ(地形、秦からの侵入経路など)を熟知していたとすることが可能でしょう。

※閼与の地形と戦闘方法⇒キングダムネタバレ閼与陥落の為の具体的考察

少なくとも昌平君が語ったように、胡傷が高く王翦を高く評価していた事実を見ると、そこは素直に胡傷と王翦に何らかの接点が有ったと見るべきだと思います。

ましてキングダム内の王翦と王騎に至っては同族設定。

王翦が旧六将の戦闘について何も知らないと考えるほうが無理があるでしょう。

あとは、これまで原先生も閼与近辺の地域の位置づけと性質【キングダム47巻P165※北西からの王都圏入口と明記】を本編内で提示してきているので、やはり王翦の閼与攻撃のネタバレはブレない方向性で予想は進みます。



キングダム展開-具体的な展開予想

単純に楊端和とは逆に、

味方を犠牲に、

騙して信たちにも衝撃を与える方法で、

王翦が再登場するのだと思います。

例えば、

次なる死闘を耐え忍ぶ、右翼の亜光軍を見捨て、

リアクション芸人と化した河了貂あたりが、絶望感を露わにするなかで、

中央本陣から半数以上の、

あるいは全ての王翦直下軍が消えている…。

など状況も、平気で起こりうるでしょう。

信と王賁がどれだけ頑張っても、

王翦から見れば、結局は一つの駒でしかなく、

結局、多大な犠牲を出した右翼の戦い自体も、

”李牧を引き付ける為の囮“であった。というところでしょうか?

そして、

より具体的に、

王翦はキングダムで、どのように朱海平原から姿を消して、

朱海平原から北西にある閼与城まで軍を進めるのか?

「どうやって実現できるか?」の部分について、悩んでいたのですが、

それも、よくよくキングダムを読み返してみたら、

ほとんど問題にならないコトがよく分かります。

何故ならば、

実際に、今戦の鄴攻め編でも、

王翦本人はフツーに列尾城との長距離を移動し、

完全に敵に見つかっていたにも関わらず、

鄴城の視察を無事に終えて帰ってきています。

また、キングダム合従軍編でも、

李牧軍は敵国内であるにも関わらず、

何事もなく普通に秦国の山間部を縫って、

蕞に至る南道まですり抜けていたり、

楚将 禍リンもまた、全く方法も明かされないまま、

5千人隊を函谷関の裏側まで侵入させるコトに成功しています。

つまり、

原先生自身、

キングダムでは軍の移動など、

スゴク適当に扱っているのがよく分かります。(笑)

また実際に、王翦たちが着陣した、

朱海平原自体も、山林や丘陵があって、

部隊が忍びやすい遮蔽個所も多数存在するという地形で、

李牧が麻紘を背後から急襲して仕留めるコトが出来たと考えるしかないでしょう。

キングダムネタバレ-3.第575話の朱海平原の状況予想



ココまで考察を重ねてみれば、

王翦が史実ネタである、閼与城占領をどうやって実現するかよりも。

オリジナル設定である朱海平原の戦いで、

秦軍、趙軍の互いがどう粘るかが重要です。

ネタバレ考察-どの時点から再開か?

朱海平原9日目の撤退が完了し、王箭軍右翼しても仕切り直しがされた状態で始まると思います。

理由は、遼陽戦が描かれた範囲が9日から10日目の朝までの時間帯であったことから時差は少なく、

キングダム560話と561話で確認しても、すでに王賁と河了貂が指揮する退却体制が完成し、岳嬰軍も信にビビッて追跡できなかったからです。

少なくとも、尭雲、馬南慈との一騎打ちが継続していたり、

ましてや、キングダム561話で山の中で叫んでいる龐煖が出てきてそのままエンカウントしているといった状況ではないでしょう。

ネタバレ考察-亜光の生存確認と王賁の昇格。

尭雲や馬南慈がどうとかより、

まずは亜光のバイタルチェックでしょう。

また、

王賁がこの流れで将軍任命される…。という話もわかるのですが、これは私は無いと思っています。

正直、蒙恬が将軍任命を受けている以上、時間差で王賁も将軍に任命されるなどのオチは誰でも思いつく上に、二番煎じもいいところだからです。

なにより、このまま亜光が死亡すると、王賁が将軍になることよりも、亜光軍の士気が下がるデメリットのほうが大きく。蒙恬のような人心掌握術を持たない…、というか真面目なばかりの王賁が、いきなり亜光軍の指揮を執るのも都合がよすぎるので、やはり亜光は生存すると思います。

何より、王翦が単に右翼軍のピンチだからという理由で、手のひらを返したように、王賁を将軍として認めるほど軽い男だとも思えません。

というかむしろ、

このように右翼軍が指示を仰ごうとするタイミングで、

将官への任命を与えるべき立場の王翦が、そもそも既に朱海平原にいない。

どうすんだ!?というような、信と王賁をさらに叩き落す展開のほうが望ましいでしょう。(笑)

この場合、亜光が生存することで、直接戦闘は無理でも、指揮は執る…。ぐらいの回復を見せるのか?

それとも、それすら無理ならば、

王翦からの将軍への任命は抜きにして、実質な実力で、亜光兵の心を掴んだ王賁が、下から推戴される形で亜光軍のリーダーを担うほうがより自然ではないでしょうか?

まあ、それでも実務的な部分で亜光の役割がどしても残ると思いますがね。

また、趙軍でも岳嬰を失った部分で再編成があるのは当然でしょう。

特に、亜光を仕留めそこなった、尭雲と馬南慈が次の攻撃目標をどこに定めるかに注視したいです。

秦軍側の牙を折ることを目的として、尭雲のほうから覚醒した信を狙って戦闘が展開されることも考えられるので。

キングダムネタバレ575李牧、準備不足の朱海平原 以上

次回もこの先の展開について、キングダムネタバレ予想をすすめていきたいと思います。

※皆さんのキングダムネタバレ予想やコメントもいただけると嬉しいです。どうぞお気軽に。(笑)

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